ソロツーリストの旅ログ

あるいはライダーへのアンチテーゼ

振り返ってみるとオートバイがいちばん好きだった

冬を感じて走れ!

2010年12月27日 | R100RS 2本サス (1981) 銀じぃ

銀ジィ(R100RS’81)を迎えに行ってきた。

大したことなくてほんと良かった。

と云っても自分のミスなんで、ちょっと恥ずかしい。

-ごめんよ、銀ジィ。

引き取って、そのまま伊良湖へ向けて走り出した。

ただこの日はすこぶるサブくて、風も強かった。

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白谷の海岸あたり、いつもの休憩スペースで暖をとった、銀ジィのシリンダーで。

-どうする?

-どうするって、引き返すのかい?

-風が強いから、伊良湖は楽しくないよ。

-そう?寒さは楽しめないのかい?

さすが銀ジィ。

ドイツの内陸の寒さを知るオートバイだ。

そうだな、手がかじかむくらいが冬を実感できる。

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        〇

伊良湖は果たして強い北風!

打ち寄せる波が飛沫となって空中を漂う。

残念ながら真横からの風にはRSのカウルは弱い。

走りながらマジでコケそうになったよ。

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恋路が浜の駐車場は砂嵐!

ヘルメットのシールドが上げられない。

早々に退散。

太平洋側に回って、岬の丘に上がる。

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銀ジィは絶好調。

よかった、よかった。

途中から冬用の防寒グローブをしたので手は何ともない。

足先はエンジンの熱でほんのり暖かいくらいだし、

寒さはちっとも問題じゃない。

銀ジィのちょっとうるさい(メカノイズ)エンジン音を聞きながら、

冷たい北風の中をのんびりと走った。

        〇

今週末は、仕事の関係で今年最後の休みだったから、

やっぱりあれこれ片付け仕事が多かったけど、

日曜の午後は時間を取って、オートバイたちを掃除してやった。

あお号(R1150RT)はカウルを外したままだったから

ちょちょいとビール片手に装着。

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昨日の伊良湖で全身に潮をかぶった銀ジィは水拭き&乾拭き。

ブログではご無沙汰のもんち号(エイプ100’08限定車)は

チェーンが伸び伸びでシフトショックが大きくなっていたので調整&給油。

        〇

今年はこれで走り納めだね。

みんなよく走った。

銀ジィ(R100RS’81)    5,762km

あお号(R1150RT’02)   8,300km

もんち号(エイプ100)    2,050km

今年は泊まりのツーリングに1回も行けてないから、大して伸びなかったな。

来年も仕事が忙しそうだから、あまり伸ばせないかもしれないけど、

出来る限りいっぱい乗ってやろうと思ってます。

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今年も1年ありがとうございました。

本当にたくさんの人に読んでいただいて、いつも感謝しています。

みなさんも事故にはくれぐれも気を付けて、いっぱい走ってくださいね。

そして、いつかどこかの路上でお会いしましょう!

来年もみなさんが元気で良い年でありますように、陰ながら祈っております。

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ふたり並べて説教する(またオートバイのことね)

2010年12月20日 | 日記・エッセイ・コラム

先週のことで恐縮だけど、まずはそっちから。

その前の週に(いつ?)琵琶湖へ行こうとして

途中で銀ジィ(R100RS’81)が急に不調になり(アイドリングしない)

なんとか100km余り無事生還したと書いたけど、

そのリベンジにあお号(R1150RT’02)で出かけることにした。

が、高速に乗ってみると、先週とは打って変って、ひどい混雑。

しばらく我慢して走っていたけど、

なんだか天気も悪そうで楽しめない感じがしてきて

急遽、今年最後の「らっせい」詣でに変更した。

混雑する東海環状道(MAGロード・・・この呼び名は定着しないね)を北上。

豊田藤岡ICから国道419号線へ下りる。

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途中の旧小原村辺りは季節外れの桜が満開。

すっかり落葉した紅葉に代わって、桜の花びらが淡い晩秋の日差しを透かしていた。

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        〇

最近の「らっせいみさと」はすごい人気で、

以前ボクが勝手にこのブログで、まわしモンを演じてた頃が懐かしいくらいだ。

「らっせい」すごい流行ってる。

でも、さすがに晩秋の頃、人出はそこそこだったね。

ここは定番中の定番、王道中の王道、

「天ざる定食」を食す。

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恒例の年末「らっせい」情報!

最終週はかなり変則だから注意しましょう。

そして年越し100円そばは夜11時から。

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凍結もある地域なのでオートバイで行く人は気を付けてね。

(勝手にまわしモン、でした)

       〇

ここからが今日の本題。

実はエンジン不調の銀ジィはボクの見立てなんだけど、

イグニッションコイルが悪いのだろうということで、元ディーラーに部品注文していた。

でも、「元」ディーラーなので部品供給に時間がかかるのだけれど、

結局、メーカー(BMW様ね)欠品で、出ないというのだ。

仕方なく「輸入屋ビーマー」でダイナのブラウンコイルを注文し直していた。

一方、先週の伊豆と「らっせい」詣でをこなしたあお号は、

天城の泥々の旧道を走らせたせいで下回りがまるでGSのよう。

ゴシゴシとブラシで洗車して、雑巾で吹き上げ、マフラーはクリーナーで磨いてやった。

そんで、ひとっ走りして水気を飛ばしてこようと、スイッチを入れると

インジケーターがボンヤリと灯り、「えーっ!」と思っていると

シート下からリレーの断続音がしはじめた。

あわててスイッチを切り、深呼吸する。

「なんだ?今の」

恐る恐るもう一度スイッチをひねると、今度はいきなりリレーの断続音がした。

「突然死?」

おーーーーーい!!!!

おまえさんたち!!!!

いいかげんにしな!!!

2台とも同時に壊れやがって、一体全体どういう了見だい!

        〇

次の日、仕事の合間に(サボってかな?)バッテリーを調達に行く。

ポルトガル製のEXIDEとかいうメーカーのBMW純正ジェルバッテリー。

19,425円也(シクシク)

そうこうしてる間にビーマーさんからもコイルが届く。

今度の休みに一気にかたずけるぜい

        〇

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さぶかったので、あお号を外に追いやって

ガレージの中で銀ジィをばらした。

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BOSCH製のコイル。こいつは2個でワンセット。

一部部品を流用してダイナのコイルをセット。

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チョろいもんだじぇ、とほくそ笑みながらエンジン始動!

がーーーーーーーーーーーーーー!

やっぱり片肺orz

しばらくアチコチ繋ぎ直したりしてみるけど、まったくダメ。

結局、銀ジィはその日の夜、元ディーラーへ引き取られて行った。

ほんとは銀ジィのコイルを取り付けたら、

すぐにあお号のバッテリーも付替えて、

完全復活!

・・・・・・となる筈だったんだけど、

その日は気力も何も失せて、しょんぼり、ふて寝してしまった。

        〇

あお号のバッテリー交換はもう何度もしているので

全く問題なく、ものの15分ほどで終わっちまった。

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といっても新品のバッテリーは一度、満充電しないといけないので

今日は走りに出られない。

左のサイドパネルを外したついでに、右側も外して、

今年1年の汚れを掃除してやった。

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天気が良くて、ぽかぽかで、それはそれで楽しい1日だったよ。

にしても、おまいさんたち、いい加減にしとくれよ。

休みにはどっちかがこのおっさんを乗せて、あっちこっち走りまわるのがお役目だよ。

・・・・・・など、説教はくどくどと今日も続くのだった。

        〇

翌日、あ、今日のことね。

仕事場、そろそろ昼飯にしようかと思っていたら携帯が鳴った。

元ディーラー、Kさんからだ。

いつもだったら修理に2週間は軽く掛かるのに、

今日の連絡はあまりにも早い。

悪い知らせに違いないな。

銀ジィを取りに来た時に、エンジン音を聞いて

「圧縮漏れっぽいなー」などと不吉なことを云っていたのだ。

バルブに何か噛みこんだか、シリンダーが焼き付いたのか、

なんてこったーーー!と悪いことばかりが浮かんでくる。

ボク「悪い知らせすか?」

K氏「(元気よく)直りました!」

ボク「え?ボク、何か初歩的なミスしてましたか?」

K氏「インシュレーターが緩んで抜けかけてたよ」

orz orz orz orz orz

素人って、かなしい・・・・・・

なまじ銀ジィは古くて素性のはっきりしないところがあるので、

悪い方へ悪い方へ考えてしまっていたようなのだ。

基本を押さえてチェックしていれば、ボクにも気づけた不具合だった。

ふたりに説教してるボクがいちばんダメダメだったよ。

反省します。

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久しぶりの伊豆はやっぱ楽しかった

2010年12月13日 | R1150RT (2001) あお号

先週の休日出勤の代休がもらえたので

久しぶりに伊豆へ行ってみた。

伊豆は走りごたえのあるルートが多いけど、

いかんせん土日はヒトもクルマも多すぎる。

明け方までの雨とその後の冷え込みが心配だったけど、

何とか早く起きられたので、行ってみることにした。

        〇

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浜松を過ぎるころまでは雲が多くて、路面も濡れていて

どうかなーなんて思ってたけど、

日本坂トンネルを超えると、ズドーンと正面に富士山がそびえ立った。

先月の初めに見たときは雪もまだほんのちょっとだったけど

今日の富士山は5合目あたりまでしっかり冠雪して

「らしい」富士山だ!

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風が強いのか雪煙が上がっている様子まではっきりと見えた。

沼津で高速を下りて、箱根峠へ上がる。

箱根峠ってなぜか曇ったりしてることが多いんだけど、

今日もやっぱり曇ってた、ボクだけか?

伊豆方面への県道はウエットだった。

しかも、凍結防止剤みたいな白いツブツブが散布されている。

日陰の道路はたしかに凍結の気配があるね。

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伊豆スカイラインは「社会実験」とやらで200円也!

おかげで二輪車の事故が増えたって云うんで大そうな騒ぎだ。

二輪車を締め出せ、みたいな意見もあるようだけど、

走る権利を事故の増加だけで奪うのはおかしな話だ。

走らせないなら走らせないなりの理由が必要。

事故が増加した、など理由になる訳がない。

料金が安くなって、そこを走るオートバイが増えれば、事故の総件数だって増える。

じゃあ、また料金上げればいい。(事故が減れば良いっていうだけならね)

上げたってボクは走るよ。

だって、伊豆スカイラインは走る価値がある素晴らしいワインディング道路だ。

しっかりと加速できるストレート長。

ブレーキングが必要なコーナーの曲率。

リーンしている時間が長い深いコーナー。

動物以外の飛び出しの危険性が低くて、路面もよく整備されている。

ボクは4速キープで楽しく駆け抜けたよ。

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文字どおり「あっ」という間に伊豆高原まで行ってしまった。

城ケ崎目指して山を下りる。

ヒドラの大室山のふもとに桜が咲いていた。

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寒くなると聞いていたけど、そうでもない。伊豆はやっぱ暖かなのかな。

のんびりとした車列に加わって伊豆の南端を目指す。

今日は弓ヶ浜の食堂であるものを喰ってやろうと、朝からイヒヒなのだ。

けれど久しぶりの伊豆は距離感がつかめなくてなかなか着かない。

ほんとは河津の踊り子温泉会館で湯に入ろうと思っていたけど

12時過ぎてるのに下田に着けないでいた。

温泉は後回しで弓ヶ浜へ急ぐ。

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やっと着いたのでとりあえず海岸の写真を撮って

「青木さざえ店」へ。

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これこれ、これを喰いに来たのだよ。

「伊勢海老天丼」

うーーーーんまい!

けど、ほんとは身がコリコリしすぎて喰いぬくいんだけどね。

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食後、満腹のおなかをこなすためにしばらく海を眺めて過ごす。

しかし、この弓ヶ浜って、見事に「弓なり」だね。

などと下らんことを考えつつ、再出発の支度を整える。

国道には戻らずに、県道16号線(下田石廊松崎線)を行く。

太平洋と遠くに浮かぶ伊豆諸島を眺めつつ、素晴らしい海岸線が続く。

石廊崎を超えると急激に高度を上げて、今度は海岸線を眼下に見ることができる。

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国道に合流すると、その先は「マーガレットライン」

ダイナミックなワインディングがすばらしい。

深いコーナーで高度を上げる区間がとても楽しい。

打って変わってタイトなヘアピンで一気に海岸線へ降りると「雲見」

橋の上から遠くに富士山が見えた。(わかるかなー?)

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ここから松崎までやや狭い道がくねくね続くけど、

切り立った岸壁の向こうに富士山が見える爽快なルートだ。

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やっぱ伊豆はいいねー。

このまま西伊豆を上がってもよかったけど、

月ヶ瀬で買いたいものがあったので、県道15号線で河津へ向かった。

この15号線(松崎街道)もいーね。たまらんワインディングだ。

東京の人が伊豆を好きなのもわかる気がする。

小田厚か西湘で小田原に出て、ターンパイクで箱根。

あとは伊豆。

西・東・そして天城とどこを走っても楽しいね。

ほんとうらまやしー。(土日は激コミだけどね)

        〇

河津のループ橋をくるくるっと駆け上がり、

いつもどおり、わざわざ旧トンネルをくぐりに行く。

昨日の雨で、まだドロドロの旧天城峠を越えた。

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天城を越えるときは、なぜだか「天城越え」唄ってないですか?

ない? あ、そうですか。

湯ヶ島の先、月ヶ瀬の「小戸橋製菓」に立ち寄る。

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ここの「猪最中」と「うりんぼう」が大好き。

さあもう思い残すことがなくなったんで帰るとするか。

修善寺から先は、ケチらずに有料使うとあっという間に沼津ICまで行ってしまう。

すっかり夕闇の東名をノンストップで帰ったよ。

久しぶりの伊豆は「疲れたな」と思ったら、680kmも走ってた。

12時間、メシ以外はずーっと走ってたからな。

まあ、楽しかったけどね。

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元気でもジジィはジジィ(オートバイのことね)

2010年12月06日 | R100RS 2本サス (1981) 銀じぃ

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先週はハードワークで、腰に鈍い痛みが出ていた。

土曜が搬入の関係で出勤になったので、都合今週は1日しか休めない。

年末も控えているので、今日はしっかりと休んで

体調を整えた方が良いだろうと、「大人」の判断で朝寝を決め込んだけど、

8時には目が覚めてしまった。

「仮面ライダー・オーズ」なんぞを寝床で見ていたけど、

どうにも外の天気が「ヨサゲ」で、キニナルーーーーー

起きだして、新聞を取りにおもてへ出ると、もういけない。

オートバイなんて、ただ跨って、右手捻ってるだけなんだから、

ぼんやりテレビ見てるようなもんだよ。

とばかりに、そそくさと支度を始める。

そして10分後には国道に出ていた。

        〇

なんとなく、今日あたり琵琶湖方面へ行きたいなー、と思っていたけど、

時間がもう遅い、10時を回っている。

まー、どうせ高速は渋滞だろうから、ICまで行って「渋滞」の表示を見てあきらめよう、

と、東名の岡崎ICまで行くと、予想に反して、何の情報も表示されていない。

「そう来たか!」とそのままICのランプウェーへ入り、270°ターン。

本当に高速は空いていて、最近の土日にしては奇跡的だ。

銀ジィ(R100RS’81)は4,250rpmでミラーの振動をビターッと止めて疾走する。

「銀ジィ、おいら途中で腰がダメになるかもよ」

「琵琶湖だろ?かるいよ、行こう行こう!」

ミラーに映る新幹線(と云っても今は亡き0系)みたいなカウルと、H4のデカいライトのおかげで

なぜだかみんな銀ジィだとレーンを空けてくれる。

そうやって、時計仕掛けのオートバイは、電気仕掛けのクルマたちを掻き分けて西へ向かった。

        〇

風もなく、日差しが暖かな12月の高速は気持ちよかった。

銀ジィはいつもどおり快調で、きっかり1時間後、「関ヶ原」ICについた。

ここからは下へ降りて県道で浅井辺りを抜けて、湖北へ出るのが好きだ。

けれど、トラブルはここで突然起こった。

ガソリンが少なかったので、ICを出てすぐのスタンドに入って給油した。

切ったエンジンを再始動させると、吹け上がらずにカブッたような振動が来た。

「え?カブッた?」

少し回転を上げて、カブリを取ろうとするけど、振動が出て厭な感じだ。

走りながら(停めるとストールしそうだったからね)チョークワイヤーをチェックするも問題ない感じだ。

4,000rpmくらいまで回転を上げると振動が消え、普通に回る。

前方の信号が「赤」だったので、スロットルを戻して自然に減速すると、ストールした。

素早くクラッチを切ってギアを落とし、半クラッチで始動を試みるけど無反応。

再度クラッチを切って、今度はセルを回すと何とか始動してくれた。

スロットルで回転をキープして停まる。

感じとしては焼き付いて片肺になったような雰囲気だ。

けれど、高回転は回っているようなので、焼き付きというより、電気系か。

スタンドでエンジンを切るまでは何ともなかったから、イグニッション系統の何かが死んだ感じだ。

諦めて目に入ったコンビニに銀ジィを止めた。

元ディーラーのKさんに電話して、策を乞う。

「上が回るなら、アイドリングを上げて、とにかく行けるとこまで・・・」

ボクが何となく考えていたことと同じ返事だった。

「ダメなら迎えに行きますよ」

いえいえ、その一言だけで十分です。

これくらいで生還できないようでは、銀ジィとはこの先付き合っていけない。

何から何まで揃っているBMW自慢の車載工具をガチャガチャと広げる。

「あのー、ドライバーがないんですけど・・・」

ない!

タイヤレバーまで入っている工具入れにはドライバーがなかったorz

伊吹山は今日もキレイだねー。

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        〇

信号で止まるたび、「ガーーーーー」とエンジンを唸らせて(回転を落とすとストールする)

100kmあまりを、結構楽しく帰ってきた。

高速はまるで不安なく、むしろ快調ですらあった。

うちに戻って銀ジィをバラす。

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プラグを替え、純正のプラグコードに替えてみたけど

症状は全く治らない。

翌日、元ディーラーに寄って、kさんと相談。

「イグニッション・コントローラー」かとボクは思ったけど

Kさんは「今までに2件くらいしか壊れた経験がない」と云うので

「イグニッションコイル」をまず交換することにした。

たしかに登りのワインディングでワイドに開けると失火していたので

コイルはそろそろ怪しいと思ってはいた。

けれど、とても「お高い」ので死んでからでもいいか、なんて見て見ぬふり。

ちなみに「イグニッション・コントローラー」はさらにイクスペンシブ!だよ

と云う訳で、銀ジィの2010年は終わったかなー?

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