ソロツーリストの旅ログ

あるいはライダーへのアンチテーゼ

振り返ってみるとオートバイがいちばん好きだった

落としたものをまた落とす

2021年06月30日 | R100Trad (1990) クロ介
(わかっているのに結局ハマることあるよね、改題)

シールの劣化からオイルを吹いたリアサスを

ヤフオクでまあまあなモノを落としてリプレイスした



リアを落とすと面倒だな、とわかっているのにやっぱり落とした

取り付けのことね

サスを外す前にリアタイヤの下にちょうど高さのよさそうだった脚立を突っ込んだ

でも、やっぱり上手くいかなくて地面に落ちた



つま先をぐりぐりねじ込んで、グイっとタイヤを上げる

お・も・い



上も下も締め付けトルク29nm

それほど強くない


マフラーを取り付け、リアブレーキロッドを戻して

いつもの散歩コース(今日は試験路)へ繰り出す


ヤフオクの情報によれば

このサスは、走行32,000kmの車両から社外品への取り付けのため外したものだそうだ

ヘタリ感は全くなく、見かけも良い


走り出してすぐにシミーを感じる

コーナリングするとひどくてフロントが小刻みに揺れる

特に左コーナーがひどい


よくはわからないけど

多分、サスペンションを締め付ける前に

接地させて馴染ませなかったからかもしれない

前にフロント外した時はちゃんと締め付ける前に接地させたのに

わかっていても忘れる素人の悲しさだね

今日はブルブルしながら走らせることにする




いつの間にか葉っぱもしっかり生え揃い

大きな木が一回り二回り大きくなっていた

クロ介と比べるとその迫力際立つ


これからしばらく雨が続きそうな天気図

やっぱり本格的に使い倒せるようになるにはまだ走り込みが必要な感じだ

こういうルートが好き、悪いけど

2021年06月23日 | R100Trad (1990) クロ介
うまい具合に休みに晴れる

しかも梅雨の合間にだよ

心掛けが良い、んだろうね

自分で自分を褒めたくなるよ


前回ちょい見せしたBeeline MOTO

標準で付いていたブラケットに皿を付けて

ここにぴったり嵌まり込んだ



どこだと思う?

ここ



ぴったりだよ

こいつルートの読み込み以外はオフラインで動くみたい

リルートはできないのかな

それとも遅いのか

ルート外すとぼんやりしてるよ

まあ、ナビなんてそれくらいでいい

ルート外す時は、ほぼワザとだから


ボクは林道みたいな県道を走るのが好きなんだけど

愛知県県道33号線はさすがに二桁ナンバーなので

そこまで酷くないけど

大好きなルートのひとつ

香嵐渓の先をまっすぐ進むと自然に入ってしまう



足助川に沿ってどんどん三河高原へ分け入っていく

今日は地元の人たちが一斉に除草作業をする日らしく

この先ずっとそこらじゅうで刈払い機きがうなりを上げていた



高度がどんどん上がるので

沿って流れる足助川も大きな段差をダイナミックに流れ落ちる





そこら中でこんな滝が見られる


ひとしきり登りきると

にわかに高度を落として大多賀の集落へ出る

足助川もいつの間にか川筋を消し

視界の空が急に広くなる

峠へ出たのだ

途中、段戸裏谷原生林 きららの森に寄る

秋が格別だけど、新緑の頃もいい



いつも静かでとても気持ちいところだ



ここからは田口に向けて一気に下っていく

今度は左手に段戸川の渓流が沿って流れ落ちる

山はウツギの季節

ウツギと一言でいうけどその種類は多いね

いろんな種類がある



このウツギは満開で、花びらを盛んに散らせていたよ

少し写真撮る間にもクロ介に積もっちまうくらいね


ああ、最高の走りだった

アウトバーンの覇者に跨って言うのも悪いけど

クロ介よ、ボクはこういう道が大好きなのよ


帰りがけにいつもの休憩場所でクロ介眺めてたら

リヤタイヤがオイルまみれ

以前に一回あって注意してたけど

このところ全くなかったので安心してたところだった

でも、今日はひどい

デフケースの上にオイルだまり

リアホイールにみるみるオイルがたまってくる

触ってみるとさらっとしたオイル

「リアサス」

シールが抜けたみたいだ

ウエスでしっかりふき取ってリアサスに布を縛り付ける

家までまだ40kmはある

もつかな?

いや、何とか大丈夫だった


テックによって相談したけど純正ダンパーが出るので交換することにした

ただし、ドイツからの取り寄せ

しばらく走れないのもつまらないのでヤフオクでサスを落とした





マフラー外して到着待ちです







ジジィPSはすでに怪しい

2021年06月16日 | R100Trad (1990) クロ介
ふと気になってオイルレベルをチェックしたら

果たしてゲージのLowを下回っていた

ちょっと修理でオートバイを預けて

ついでにオイル足しといて、と頼んだつもりだったけど

忘れられたようだ

いや、ボクの言い方が悪かったのだろう



乗り始めて2600km

補充するより交換することにした

フィルターは交換しなかったので丁度2リットル入った

今回はカストロール4T

オイルに関しては10人に聞くと10とおりの答えが返ってくるよね

うんざりだ

カストロールのオイルのどこが悪い

と、こっちも自己満足な答えだ



久しぶりにヘルメットを買った

しかもフルフェース

これも好き嫌いの分かれるところだけど

アライの頑なさがとても気になる、むかしから

でも、ほんとうにシェルがタイトだよね

かぶってしまえばとても快適だけど、あの脱ぎ被りの圧迫感に少し腰が引けるくらいだ

けど、新しく出たアストロGXはアライ史上最高のかぶりやすさ、らしいから試してみることにした



このマルマル感がとても好き

で、装着感

ほんとうにすごく楽ちんにかぶれる

アライ史上というより、今まで僕がかぶったヘルメット史上最高だった

テールのこの「ピュッ」っていうのがかわいいっしょ



プロシェードもインナーバイザーより出し入れが簡単

あんなポリカを2枚重ねて視界が歪まないなんてすごい技術力だな



テールの「ピュッ」の効果は本物でヘルメットにドラフトを感じない

装着感は本当にすごいレベルの快適さだ



今日はもう一つ試したいガシェットがある

スマホのナビアプリとブルートゥースで連動する小型のGPS端末

「Beeline Moto」

ナビなんかいらないと言い続けてきたし、今もいらないと思っているけど

最近、自前の頭脳と経験で成り立つGPSはどうやら「ジジィPS」に成り下がってしまったようで

走りに出ると分岐点を行き過ぎてばかりの今日この頃


以前からネットの送り付け広告で何度も見て気になっていた

取り付け方はまだ決まってないけど本体は小さくて違和感がない



丸いメーターばかりでまるで最初からそこにあるかのように溶け込んだ

GPSの誤差が少しあって最後の十数メートルの判断にコツがいる

まーすぐ慣れるよ

いちばんの用途は次の分岐点まであと何メートルなのかを確認すること

Beelineって、最短距離って意味なんだそうな

でもスマホでどんな遠回りも設定可能だよ


梅雨の晴れ間に山へ行く

2021年06月10日 | R100Trad (1990) クロ介
朝早くに高速に乗って

ちょっとだけハイスピード走行を楽しんだ

4000rpmを超えると振動は少し減って

グリップにクランクのトルク感を強く感じる

縦に軸のあるフラットツインのクランク

その慣性力に包まれるこの感覚が独特だ

「ぬうわ」位のスピードが一番安定しているけど

まだちょっと心配なところもあるので緊張感はある

でもそこはやっぱり流石の走りを見せる



青空に、龍の化石みたいな雲がたなびく

さて、どこまで行こうか



国道257号線を北上し三河の山へ分け入る

新しく出来た道の駅にめっちゃ気になるやつがいた



豊橋鉄道の旧田口線の清崎あたりなのかな

かわいい電車が佇む

この国道257号沿いにはまだ廃線の鉄道遺構が多く残っていて

築堤やトンネル、橋脚なんかがあちこち見られる

ほんとは電車の中も見られるみたいだけど

今はダメなんだって


田口の町を過ぎ、谷筋へ降りる道路がダイナミックに付け替えられていた

設楽ダムの関係かな

もうすぐ水に沈んじゃうんだね

川向の峠へ行かずにまっすぐ県道10号線へ進んだ

津具へ向けてずんずん高度を上げる

適度なワインディングでとても楽しい

それにしても今日は涼しい

津具を超えて折元峠へ駆けあがるとちょっと寒いくらいだった



道の駅でトイレ

この先は下りになる

峠の向こうも楽しいワインディングが続く

根羽から国道153号線へ合流

今日はここまで

戻るとするか




ボクは人ごみとかオートバイがいっぱい停まってるとこが苦手なので

休憩は大抵こういうパーキングエリア

ブルーベリーのお店になっちゃったね

前は村人の憩いのカラオケ喫茶だったのに

その頃、バリバリ稼働していた「明るい家族計画」自販機も今は故障中

山里には家族計画が必要な若夫婦はもういないのか



それにしても良い天気

山深いのに意外に田んぼが多い名倉あたり

川が見たくてあぜ道へ入る



こういう土の道を走ると気分が高揚するね

土手に座って川の流れをながめる



もう夏だな