ソロツーリストの旅ログ

あるいはライダーへのアンチテーゼ

振り返ってみるとオートバイがいちばん好きだった

進歩しない夢(変わらぬココロ)

2008年04月30日 | 日記・エッセイ・コラム

子供のころ何を考えていた?

何をしたいと思ってた?

何になりたいと思ってた?

ボクはね、ジープが欲しかった。(意味分かんないですね)

家財道具をくくりつけたサイクリング用の自転車が欲しかった。(まぁありがちですな)

あとはやっぱりキャンピングカーかな?(いまは中高年の夢ですな)

「パートリッジ・ファミリー」とか「チキチキバンバン」の影響だと思う。

ちなみにジープは「コンバット」ね。(いったいおっさんいくつやねん、いや案外若いですよ)汗

        ○

仕事とか、家族とか、抜け落ちてたな。

なんでそんなに「ここではないどこか」を求めていたんだろう?

変なガキだ。

中学生になるとひとりで鉄道旅行するようになった。

目的もなく出掛けて行くことに罪悪感があったのか

親には内緒ってことが多かったかなー。

夜行ばかり乗りついで3泊4日で山陰山陽を回ったこともある。

さすがにこれは内緒じゃなかったけど、よく補導されなかったもんだ。

        ○

初めてオートバイを手に入れた時

まるで取り付かれたかのように走り回った。

大学に行くつもりで家を出たのに三河の山の中をさまよったり

元旦に佐久間ダムまで走りに行ったりしたな。

       ○

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でもね、まだ足りないのかね。

毎日毎日オートバイでどっか走りに行きたいって考えてるんだよな。

どこまで行ったら気が済むのか、自分でもさすがに呆れる。

まぁ、どっか行きたいのか、オートバイ乗りたいのか、これがはっきりしないんだけだね。

みなさんはGWどっか走ってますか?


まわしもの(勝手に)

2008年04月21日 | R1150RT (2001) あお号

今日は今年初の「夏日」

最高気温が25度を超えると「夏日」と呼ばれる。

暑いとまでは云わないけど、

信号で止まってると、太陽にあぶられる「気配」がする。

今日はいつもの散歩コース「らっせい66」へ行ってきた。

岐阜の県道66号で道の駅「らっせいみさと」へ行ってくるわけだ。

でも今日は月曜日、「らっせいみさと」は休みでーす。

蕎麦喰いてぇなー

ボクは勝手に「らっせい」のまわしもんだから

「らっせいみさと」GW情報

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5月3日~5月6日の毎日日替わり大サービス

5月4日はなんと「そば 1杯100円!」限定500食早いもん勝ちだー

月曜定休ですが4月28日は営業です(代休は4月30日気を付けて)

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        ○

やれやれ宣伝のお礼にそば食べさしてくれるかな(うそうそ)

山岡を回って国道257号線で戻ってきたけど

山里はまだまだ春爛漫。

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さくらが満開です。

        ○

もう一つ新着情報。

足助バイパスが開通したね。

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街の手前で巴川を渡らず、北側の山を「足助トンネル」と「観音山トンネル」で迂回してゆく。

その先は元の国道153号線の「鷹の爪カーブ(通称かな、わかるよね)」を

造作しなおして連結されている。なんかあのカーブが残ったのはうれしいね。

足助の街へ行く人と行かない人が完全に分離されて、効率良くなった。

渋滞が減るかどうか楽しみだ。

             


あお号(R1150RT)のカウルをはずす(おまけ編)

2008年04月19日 | R1150RT (2001) あお号

ボディカウルを外すと、ふだん見えないパーツがよく見える。

バッテリーもそのひとつ。

だいたい日常的なメンテが必要なバッテリーが

なんでこんな位置にあるのかねー。

今はドライバッテリーになってるけど、以前は解放式バッテリーで

液面の確認や、蒸留水の補充にもバッテリーの取り外しが必要だった。

そのたびにカウル外してなー、って面倒くさすぎ!

密閉式になってよかったよかった。

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矢印の先のネジを外して、丸のエアーダクトを外すと

バッテリーの固定バンドを外せる。

端子を外して、手前に引き出すとバッテリーが外せる。

        ○

掃除するときは、フロントフェンダーも外すと掃除しやすい。

取説に外し方が書いてあるね。ここは5ミリのヘキサゴンレンチ。

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後ろ半分はこのネジ1本。

フェンダー外すと、テレレバーの掃除もしやすい。

        ○

最後に、カウルの取り付けをちょこっと。

最初にちょっと書いたけど、気を付けるのは2点。

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この部品なんて云うですかねー?

装着する前に、こいつの穴の位置をチェックしときましょう。(穴が真っ直ぐになるようにね)

それともう一つは、当たり前のことですが

ネジは最後まで締めこまずに、全体を調整しながら締めてきましょう。

        ○

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下回りとエンジン回りをゴシゴシ泡泡で掃除してキレイなったよ。

そうしたら、ミラーとシートを付けて「水飛ばし」走行に出発。

この角度から見るとGSアドベンチャーみたいに見えるね。


あお号のカウルをはずす(後編)

2008年04月18日 | R1150RT (2001) あお号

ここまで(ネジを外すところまで)は、あまり問題は無いね。

やっぱりボディカウルを外すことの方がコツがいる。

カウルはかなりの大きさなので、くれぐれも取り扱いに注意してね。

外した後に置いておく場所や保管場所を、あらかじめ確保しといた方が良いと思うよ。

        ○

まず、サイドカバーを外しておきます。

最初にシートと一緒に外してしまっても良いです。

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前方のブラケットが大きくて固いので、ボディーカウルを押さえながら引張った方が良いでしょう。

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サイドのグリップを、カバー外すのに合わせて引張り、上手く引き抜きます。

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下に取り外し可能な大きなツメが2本。これを引き抜いてサイドカバーを外します。

        ○

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ネジ14は、ネジじゃないよ、クリップみたいなやつ。

頭は同じく3ミリのヘキサゴン。

でも、柔らかい樹脂製なのでレンチをしっかり差し込んで回す。

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ちょっと分かり難いかもしれないけど、丸の部分を上からのぞいて回すと仕組みが分かる。

このクリップをボディーから外すことから、カウル外しが始まる。

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ボディカウルの社名エンブレムのちょうど上辺りの「おっきなツメ」を確認しておきましょう

そしたら、まずはタンク部分から外しにかかります。

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凹んだ溝にはまっているので持ち上げる感じで外していく。

もうここからは支えがないので、自分でカウルを保持し続けるよ。

ここがPoint Of Noreturnだよ!

下の写真を見て、全体のイメージをつかんでから取り掛かってみてね。

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(手順01)まずクリップを外して

(手順02)タンク上部を溝から外す

(手順03)シリンダー部を抜くようにして外側へ広げる

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そして、最後に、初めに確認した前部のツメを「下へ」引き抜きますよ。

ツメの形をよく見てこのイメージで抜き取ってください。

下、斜め前方って感じかな。

ツメは結構強そうだけど、まーくれぐれも気をつけてくださいね。

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はい、取れましたね!

じゃー、反対側へいくよー。

明日はカウル外しの「おまけ編」でーす。


あお号(R1150RT)のカウルをはずす(前編)

2008年04月17日 | R1150RT (2001) あお号

さてさて、いよいよネジを外しにかかる。

準備編でも書いたけど、ネジは片側だけで13本(写真に番号振っときました)を外す。

長さが違うネジがあるので気をつけて。

あと、プラスティックのワッシャーがすべてに入っているので注意してね。

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(ネジ01)オイルクーラーの開口部に隠れてます。

見かけよりは手強くないです。ネジを回している間、カウルを支えていると楽かな。

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(ネジ02)これ忘れやすいので、ミラー外したらすぐ外しちゃっても良いですね。

ミラーボディーに隠れて普段は見えないネジ君です。

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(ネジ03,04,05)タンク上面のネジたち。

この部分はボディカウルの重さを相当負担している様子なので

慎重にネジを回しましょう。あまり重いようならカウルを支えると良いでしょう。

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そーしたらば、今度は下へ行きます。

(ネジ06,07,08,09)エンジン回りです。

ご存じの通り左側の方がシリンダーが前にあるので空間が狭いです。

右はもっと広くて作業が楽です。

07のネジはL字型の普通のヘキサゴンレンチが使いにくいですが、反対側は楽勝です。

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そのまま今度はステップ周りのネジを外しましょう。

(ネジ10,11,12)このネジ君たちは他のと違ってちょーっと長いのが特徴です。

分かるように保管しておきます。

さぁー、ここまでくれば終わったも同然!

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(ネジ13)シートに隠れているネジです。

これはタンク上面のネジを外すときに一緒に外しておいてもOKです。

ボクも普段はそうしてるかな。

        ○

ネジ外しはこれで終わり。

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カウルを外しにかかる前に、ネジの数をチェーック!

13本ありますか?

あればO-K-

後編へ、つーーづーーくーー

追伸(今日もかよ

さっそく連絡くれたみんなー!

ありがとうでした。

まだくれてない人!よーくわかったよ。

て、うそうそ、気長に待ってます、携帯へメールよろしく

(もれなく薄謝進呈)


あお号(R1150RT)のカウルをはずす(準備編)

2008年04月16日 | R1150RT (2001) あお号

あお号は長距離走行時の耐候性を上げるために

すっぽりとボディカウルで覆われている。

メンテナンスをしたり、点検をしたりする時に外さなくてはならないし、

ほんとにズタボロに汚れた時もカウル外しが必要だ。

ネジが何本もあるし、カウル自体も大きくて形も複雑。

取扱説明書には外装着脱の説明は無いし、

どのネジを外すと、どこが外れるのかさえ、外見からでは良く分からない感じだ。

見るからに面倒で手強そうだ。

        ○

今回、先日の四国ツーリングでひどく汚れたのと

この冬の間に融雪剤が撒かれた道路を走って白い錆が出はじめていたので

カウルをひん剥いて掃除してやることにしたわけだ。

そこでついでにR1150RTのボディカウル外しを大公開

        ○

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まずはシートを外す。(パニアも外しましょ)

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ネジがとても多いので、ボクは仕切りを入れたパーツケースを用意している。

無くても良いけど、あった方が楽だと思うよ。

レンチは3ミリのヘキサゴンレンチ1本で基本的には間に合うよ。

まずはアンダーカバーを外す。

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矢印のネジ2本(反対にも2本)を弛める。

傷を付けたくなければ手で支えながらネジは引き抜いて。

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カバーはツメがあるので斜め下前方へゆっくり引き抜くと外れる。

        ○

ボディカウルは左右別々に外れる。

バッテリーの交換だけなら左側を外すだけで良いね。

ボディカウル片側を外すのにネジが13本(左右同数だから両側で26本!でーす

どこから外していっても良いけど上から下へ順番に外していくのが良いと思う。

外し忘れがないし、なんだか外しやすい気がする。(気のせいだけどね)

その前にミラーを外す。慣れないと、これ、案外外せないと思う。

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掌の下の方の固い所で、ミラーのこの辺りを「バンッ!」と一撃を入れる。

遠慮しないで、文字通り「BANG!」、これがコツ

ポロっと取れるから受け取ってね。

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取るとわかるよ、「バンッ!」ってやらなきゃいけない理由が。

取り付けの強さはこの3つのツメを調節してやると変えられる。

ランプのブラケットを左に回して外すとミラーが外せる。

        ○

とりあえずこれで準備完了。

つづくー

追伸

携帯がぶっ壊れちゃいました。

メモリーのバックアップのないまま……

ボクを友達と思ってくれるヒトはどうかメールしてください。(電話番号も書いといてください)

いやーこれってある意味こわいな~

ボクの存在意味を問われるな~

どうかお願いします


四国のこと その最後(また行きたいね)

2008年04月08日 | R1150RT (2001) あお号

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四国は険しい山々が多い。

中央構造線が東西に横切っているからねー。

石鎚山は1982m、剣山は1955m、他にも1500mを越える山がたくさんある。

川もすごい。四万十川が有名だけど、仁淀川、吉野川もよい。

特に吉野川は、石鎚山の麓からいくつもの支流を従え

途中、山々の連なりを穿つように流れ、大歩危、小歩危の大渓谷を作る。

さらに中流域の河岸段丘の景色も美しい。

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海岸線は云う事なしじゃない?

ぐるっと四国中どこも素晴らしい。どこも忘れ難い景色ばかりだ。

徳島の日和佐から室戸岬に向かう海岸線はすごい。

40km以上海沿いに道が続いていく。

高知の横浪黒潮ライン。

愛媛の夕やけこやけライン、メロディーライン。

そして、今回走った足摺サニーロード。

険しい地形が海岸線をダイナミックなものにしている。

アップダウンも多くて、景色の良い場所が多いのも特徴かも。

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今年は桜が早くて、どこもきれいな桜に迎えられてラッキーだったね。

毎日雨が降ったけど(雨男なもんでよ)

夜に降ることばかりで、朝には上がってた。

ただ大歩危渓谷の雨は予想外&がっかりだったけど……

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今回のツーリングは3日間だったわけだけど。

四国は見どころ、走りどころが多くて3日じゃァ足らないな。

今度はもっとゆっくり廻りたいねー


四国のこと その5(四万十川の沈下橋)

2008年04月05日 | R1150RT (2001) あお号

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以前(といってももうずいぶん前だけど)四万十川を、

沈下橋をいくつもたどって溯上した(川でなく川沿いの道をね)ことがある。

四万十川は行き場を求めて、果てしなく、しかもダイナミックに蛇行して流れる。

中流に入る辺りで、窪川まで下りながら、土佐湾には出られず

山の中を幾度も向きを変えながら進み

中村でようやく黒潮の海に注ぎ出る。

地図で見るより遙かに長い道のりだった。

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今回は日暮れが迫る中、

いちばん下流の沈下橋「佐田の沈下橋」にだけよってみた。

途中の大きな洲には、一面に菜の花が咲きそろい

暮れなずむ川面と対照的な華やかさを見せていた。

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狭い沈下橋は、人気が絶えることがない。

川の流れをこんなに近くで感じられる川は他にあまりない。

川が流れ、時が流れ、風が渡って行く。

四万十川のおおらかなこの佇まいをいつまでも守っていければね。

何の気負いもなく、ただただそう思わせてくれる。

なんだろうねー。

こういう不思議な感覚が、いまはとても大切に感じる。

身体の中に埋め込まれた地球の記憶なのか、

いや、ただそんな気がしただけだよ。

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四国のこと その4(道後温泉はエー!)

2008年04月03日 | R1150RT (2001) あお号

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やってきました、道後温泉。

この佇まいがなんとも良い感じ。

ひとっ風呂浴びて行くとするかー 

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ここには「神の湯」と「霊(たま)の湯」の2クラスの浴場がある。

さらにそれぞれの広間の休憩室、「霊の湯」では個室も用意される。

お風呂と休憩の部屋をいろいろ選べる。

ボクは今回、「神の湯」の広間。

番台を通ると、まずは2階の広間へ案内される。

ここ55畳もの広さがあるらしい。

男女一緒の広間だけど、男はここでパンツになって

貸してくれる浴衣に着替えてもOKなんだよ。

さっそく着替えて、階下の浴場へ。

「神の湯」はまったく同じ造りの浴場が2つある(中の作りはまったく一緒)。

ボクが入ったのは「東浴場」。外国人の親子連れが入っててびっくり。意外に空いてた。

湯船はちょっと深くてたっぷりしている。

湯温もちょうどよくて、泉質も好ましい。

はぁー、いい湯だねー

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湯から上がると、おねェーさんが、茶卓に乗ったお茶とお煎餅を出してくれる。

まったりとして、湯上りのほてりを冷ましている間にも、

次から次へとお客さんが上がってくる。外国人のお客さんが多い。

ONSEN、流行ってるな~

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外に出ると、ちょうど松山の風物詩「坊ちゃん列車」が到着した。

これ、大人気らしくてすごい人だかり。

でもボクは見ちゃったよ、こいつにガソリン入れてるところ……

松山の宿は「メルパルク」

あのー、ひとり旅なんですけどー(いや、ほんとですよ)ツインじゃねーか!

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洋室には珍しく奥に座敷が付いてる。

ここの大浴場も道後温泉本館と同じ源泉だとか。

気持ち良くて3回も入っちまいました

これで朝食付いて5,500円はちょーリーズナブルだしょ?

道後温泉、最高でした


四国のこと その3(こんぴらさん)

2008年04月02日 | R1150RT (2001) あお号

讃岐と云えば、最近でこそ「さぬきうどん」だけど

やっぱり讃岐富士に、満濃池(ため池)、そして金比羅さんだ。

金比羅さんは航海の神様。

そしてなによりその785段の石段が名物。

ボクが訪れたのはすっきりと晴れた早春の朝。

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785段といってもこんなふうにちょっと登っては休憩みたいな感じでつづく。

両側に並んだみやげ物屋を眺めながらマイペースで進んでいけば良い。

中間あたりに大門があって、その先はまっすぐの参道。

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ちょっと疲れたかなと思うと、こんなふうにインターバルが入る。

今年は少し早い桜が、すでに満開だ。

昔、遠方の人が、こんぴら参りに行く人に、自分に代わって犬を託し

代理に参拝させたということがあったらしいが

その「代参犬(狗)」の像があった。

でもこれがとってもコミカル。

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かわいいでしょ。こいつ見たらまた元気が出た。

それでもこの先から階段の勾配がキツくなるよ。

日頃の不摂生に身体が音をあげる。ぜぇぜぇ云ってみっともない。

走って登ってく若者がいてびっくり。若いって素晴らすぃーー。

さぁー最後の難関「御前四段坂」

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ひぃーひぃー云わしながら登ってやったさ。

いや、ほんと日頃から鍛えておきましょうね。

疲れました。

「アキレス腱伸ばし」をしながら、すばらしい眺望に眺め入る。

さっきその麓をあお号(R1150RT)で走ってきた「讃岐富士」がくっきり。

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はぁー、おつかれっしたー。

でも気持ち良かったかな。