ソロツーリストの旅ログ

あるいはライダーへのアンチテーゼ

振り返ってみるとオートバイがいちばん好きだった

岐阜ラリー Leg2

2007年04月28日 | R1150RT (2001) あお号

ずいぶん暖かい。

当たり前だよね、もう4月も終わりだ。

どこ行く当てもないけど、そろりと走り出した。

けれど、パニアのなかには、しっかりとスタンプ用紙が・・・

        ○

国道248号線で北上する。

地元では「ニーヨンパー」と呼ぶ。

トヨタの中心を抜けて、万博会場の最寄駅だった「八草」を過ぎると

尾張東部の丘陵地帯に入る。

緩やかなアップダウンとカーブが続いた後

陶磁器の町「瀬戸」に出る。

街中を瀬戸川が流れている。国道はこの瀬戸川の右岸と左岸に分かれて走っている。

瀬戸から多治見までの道は不思議なほど深い森の中を進む。

新緑の若い緑の木々がとても美しい。

多治見はバイパスがつながったので、前より簡単にICまで出てしまう。

町の中央を流れる「土岐川」に架かる「国長橋」辺りには

ハナミズキが街路樹として植えられ、色とりどりに咲きそろっていた。

        ○

ここまで来て、さてと、と考える。

どこに行こうか?

        ○

多治見ICを過ぎて、旭ヶ丘団地の中を行く道路でショートカット。

県道83号線で「花フェスタ記念公園」をかすめる。

その先、御嵩付近から国道21号線に入った。

運悪くトラックの後ろに入った。

のんびりと追従して進む。

クルリとカーブを越えて、急な坂で峠へ上ると

道の駅「志野・織部」に着く。スタンプ10個目Get!

        ○

陶芸工房のような煙突が立っている。

志野・織部というだけあって、中には焼物がいっぱい。

ここの駐車場は道の駅には珍しい二輪駐車エリアがある。

Dscn1449

ちょっと傾斜がきついし屋根もない。オートバイを知らない人が決めた場所だ。

ただ施設に一番近い場所。大概のところじゃあ一番外れにあるのにね。

だから、それだけでもちょっとうれしい。

ぶらぶらと磁器をながめてから、また走り出す。

ダイナミックなワインディングで下っていって、

土岐の街をまっすぐ突っ切る。

道路脇に出された小さな看板をたどって、次の道の駅に向かった。

この辺りは台地状になった丘陵部と深い谷筋が入り組んでいる。

時折、すごい高さのある橋が架かっている。

Dscn1451_1

写真に見えている橋は「稚児岩大橋」

道の駅「土岐美濃焼街道どんぶり会館」はその袂にある。スタンプ11個目Get! 

        ○

ここも焼物が一杯。見ていて飽きない。

焼酎をやるのに良さげなカップ。まよった・・・けど、買わなかった。

2階建ての大きな建物は「どんぶり」の形。

Dscn1453

なぜか、雨がパラパラとし出した。

2階の食堂でいろんな丼物が食べられるけど、前に食べたから

今日は次に進むことにした。

すぐにさっき見た稚児岩大橋を渡った。

下から見るよりはるかに高さを感じる。すごいすごい。

すぐに県道20号線に曲がって、またすぐ33号線に入る。

入ったとたんにグングン高度を上げていく。そして、出たー!

Dscn1454

「小里城大橋」この辺「大橋」だらけだ。

しかも、この橋、S字状にくねっているのだよ。

Dscn1459

橋の上は高所恐怖症を寄せ付けぬド迫力!

道の駅「おばあちゃん市・山岡」はその先、

小里川ダムの畔にある。 スタンプ12個目Get!

        

ここのシンボルは巨大な水車だ。木製では日本一の大きさらしい。

Dscn1463

「おふくろの味定食」をいただく。

この辺りは寒天の産地らしく、普通より細い「細寒天」が名産だ。

でも、意外にお高い。それに、このおっさんには寒天の使途が不明。

かんてん、って、かんてんだよね?(ナニ云ってるの?)

買って帰ろうか、どうしようか、また迷うけど、やめちった・・・・

さてさて、お腹もふくれたし、出発!

山岡、明智は農村の景観が残されたなつかしい場所。

静かな山村の中を駆け抜けていく。

ぼんやりしすぎたのか、道を逸していた。

まぁいいやと走っていると、出た出た、「全面通行止め」

迂回路へ促されるまま進むと、林道様のせこ道になる。

何気に出た県道403号線は山の中の幻。この道の必然性を説明しろ!

高速かー!ってくらいすごい整備された道路。

でも、すぐにまた「全面通行止め」、仕方なく迂回路へ進む。

出たのは矢作ダムの上流部。ダム湖を辿って

やっと国道257号線に出る。

もう1か所寄ろうと思っていた道の駅は10キロも戻ったところだ。

上矢作ラ・フォーレ福寿の里スタンプ13個目Get!

        

ここって、どっか行った帰りにしか寄らないから、大概いつも夕方のさびしい頃。

さーて、今日はこのぐらいにして帰るとするか。

本日の走行(R1150RT)  

47,062~47,314  252キロ


ベンベを解剖 その4

2007年04月26日 | R1150RT (2001) あお号

だんだんベンベに惹かれてくる人、続出のこのカテゴリー(そうでもないか)

今回は賛否両論、というより異論の多い「ハンドルスイッチ」

2007_0426_01

これが「左側」

そう!国産車とぜんぜん違う。

赤いのがホーンのスイッチなんだけど、4年以上乗ってる今でも

まともに押すためには、準備が必要。(やばい・・・)

とっさ、という時には、残念ながらまともに押せた試しがない。

大概はその下に付いている「左ウィンカー」を押してチカチカさせている。

        ○

ホーンスイッチの上の電燈のマークが一杯付いたヤツは

「ディマースイッチ」

写真の状態で「ロービーム」

上側へ押すとハイビームが点灯し、

下側へ押すと、押している間中「パッシング」する。

こいつも、4年経っても、押す前に一瞬ためらうことがある。

        ○

その右側が、フロントスクリーンの調整スイッチ。

走行中でも自由にスクリーンの高さを変えられる、優れもの。

かなりよく使っている装備だと思う。

        ○

2007_0426_02

そしてこれが「右側」

一番下のオレンジ色が「右ウィンカー」

左右が独立している。アメリカ産の「はーれー」もそうだ。

でも、ベンベのはキャンセルスイッチが独立して付いている。

オレンジのすぐ上、ばってんが付いているのがそれ。

これは意外にすぐ慣れるんだけど、評判はメチャメチャ悪いね。

まァ、国産なんかに付いているウィンカースイッチも

使い勝手が良いとは、けして云い難いから、やっぱり慣れの問題だと思うけど。

最近のベンベでは、左右のウィンカースイッチを

同時に押し込むとハザードが点くようになっているらしい。

        ○

その上のは、グリップヒーターのスイッチ。

ベンベのグリップヒーターは「・」「・・」の2ポジション。

無段階なんて云う製品もあるけど、2段階で問題ないと思うけど?

ベンベのグリップヒーターって歴史を感じる装備だね。

以前はオプションだったけど、今は日本仕様はこれが標準になっていることが多い。

それほど、みんなが付ける装備だったからだと思う。

グリップヒーターは日本では必需品だからね。

        ○

さあ、そして最後がその上に乗っかってる「セルボタン」

同軸の赤いレバーが「キルスイッチ」

このセルボタン、ヘンな位置だ。

手の平で叩くようにしてセルを作動させる。

        ○

国産車とは異なるスイッチの配置や使い勝手。

こんなところにもベンベのこだわりが見えて、感心してしまう。でしょ?


岐阜ラリー Leg1(後編)

2007年04月22日 | R1150RT (2001) あお号

桜満開の道の駅「加子母」でスタンプGet!

加子母=か・し・も

難しい読み方だね。

スタンプ台の端に張り紙が、「店内も見てね」とあった。

あったりまえだよね、道の駅は美味そうなもんがいっぱいだよ。見る見る!

・・・でも、何も買わなかった。

今日はここが最遠点。ここから、ゆっくり家に向かって戻る。

        ○

道の駅のすぐ際を流れている加子母川は少し下ると「白川」と名を変える。

このまま美濃白川へ注ぎ、飛騨川に合流する。この後この川沿いに行く。

少し戻って、国道256号線へ入った。

茶の里東白川」は山里の中にひっそりと建っている。スタンプ個目Get!

スタンプ押しに中に入ると、お茶のサービス。

サービスなのに入れたて。ホッとする。

外で地図を見てると、エストレアさんに話しかけられる。

以前ベンベR100RSに乗ってられたらしく、ベンベに親近感がある様子。

今は体力的な理由で250に乗り換え、楽しまれているそうだ。

エストレアはピカピカ。クシタニのウェアがお似合いでした。

ふたたび、白川に沿って走る。

道なりに進むと、自然に県道62号線に入る。

とにかくこのルートも最高だ。あっという間に白川の町に出てしまう。

のた打ち回る飛騨川に翻弄されるように向きを変える国道41号線に入る。

この国道は走りを堪能できる。

美濃白川」は地域のコミュニティのような施設だ。スタンプ7個目Get!

        ○

食堂や喫茶店。野菜や物産品があふれる店内。

旅行者よりも地域の人たちの方が確実に多い。

町のスーパーマーケットのような雰囲気だ。

場所も41号からは直接入れず、信号交差点を曲がってこなくちゃいけない。

だから余計に地元密着みたいな風に感じるのかも。

ここから国道を南下すれば、東海環状道の美濃加茂ICに

出られるけど、少し遠回りして、もう1か所周ることにする。

国道41号線をさらに北上して、飛騨金山の手前で

県道58号線に折れた。

この街道は美濃への抜け道でたいそう具合が良い。

「平成こぶし街道」と名付けられたこのルートは、まさに今が盛り。

Sbsh0017

Sbsh0016

道沿いに、無数のこぶしの木が並び、なんとも華やか。

道は緩いワインディングで時を忘れてしまうほど楽しい。

だいぶ陽が西に傾いてきたころ、「平成」に到着。スタンプ8個目Get!

        ○

この辺りは日本の人口重心(?)の中心らしい。

日本のヘソといった看板も見える。

ここの名産は「椎茸」

その椎茸を使った「椎茸スナック」がうまい。

とくにカレー味がビールに最高だよ。ほかにチリとかわさびとかもある。

ここは建物も立派で、足湯とかの施設もあってゆっくり楽しめる道の駅だね。

小腹が空いたのでみたらし団子を喰う。

陽がかげって、ちょっとひんやりしてきたので先を急ぐ。

このまま県道58号線を南下していく。

のんびりボクサーの振動を楽しみながら進む。

このエンジンはホント最高だ。いつまでも乗っていたくなる。

バとビとブの中間のような音を出す。

BVUUUUUNかな?

        ○

東海環状道(MAGロード)の富加関ICから高速に乗る。

すぐの美濃加茂HO(ハイウェイオアシス)に入った。

実はここは道の駅とつながっている。

Sbsh0018

長いランプウェイを辿っていくと「日本昭和村」。スタンプ9個目Get!

我ながらなんという「しつこさ」あきれる&先が思いやられる・・・

        ○

というわけで、今回行き当たりバッタリにもかかわらず

9か所も周ってしまった。

残りはあと47か所。これからだね。

今回の走行(第1Leg) あお号(R1150RT) 46,748~47,062  314キロ

岐阜ラリー Leg1(前編)

2007年04月21日 | R1150RT (2001) あお号

やっぱり始めてしまった

ひだ・みの道の駅サービスエリアスタンプラリー2007

道の駅48か所+サービスエリア8か所で合計56か所!

しかもサービスエリアはホントは4か所なんだけど

上下線が別々なんだって、それで都合8か所。これ結構大変かも。

こないだ押して来たスタンプをよく見てみると

なんと2005年の時のものと全部違っているじゃない!。

すごいな「ひだ・みの道の駅」!!(ただの不正防止かも?)

        ○

19日「そばの郷らっせいみさと」で蕎麦喰って、

なんとなくスタンプ1個目Get!した後

地図を見ながら作戦を立てる。とりあえず行けるだけ行くか。

        ↓

県道66号線で恵那に出て、国道19号線に合流した。

高速の入り口を過ぎたあたりから、すごい渋滞で

ぴくりとも動かなくなった。

去年、恵那の北側を遮る木曽川を越えるための裏道を探っていたので

今回はそれが役に立った。ぐるぐるっと回ると、

19号に戻ったところでちょうど工事が終わっていた。

反対車線はすごい渋滞だ。

中津川を過ぎて、木曽川沿いに気持ちよく進む。

長野県との県境直前で木曽川を渡る。

橋を渡ると左手に「きりら坂下」がある。スタンプ2個目Get!

        ○

「きりら」って変わった名前。

これ「きそがわ・リーバー・ライトサイド」の頭文字を並べている。

まあまあ・・・

ここの饅頭は素朴でおいしい。

木曽川河畔に散策路があって気分転換にのんびり歩いた。

木曽の山々の雪解け水がゆうゆうと流れていた。

Sbsh0007

Sbsh0004_1

ここから、裏木曽街道国道257号線を目指す。

国道256号線があるけど、並行して走る県道3号線の方が

はるかによく整備された快走路。こっちで行く。

途中で聞き覚えのない道の駅「五木(ごぼく)のやかた・かわうえ」の看板が。

スタンプ3個目Get!

        ↓

それほど大きくない建物の中は、織物や木工品が所狭しと並んでいる。

ガラス戸で区切られた部屋の中では機織り機が数台あって、

実際に機を織っていた。

とってもきれいなものばかりなんだけど、ちょっとお土産、って云うにはタカい。

カラフルな手織りのコースター(500円也)を買った。

中の人たちはみんなフレンドリーで良い道の駅だ。

去年の春にオープンしたらしい。先回の時は無かった道の駅だ。

「かわうえ」を出てやや進むと、ほどなく速い流れの国道257線に合流する。

東海北陸道が延伸される以前、中京圏から飛騨に入るには

中央道中津川ICからこの国道257号線を使うのが一般的だった。

そのせいか全線にわたって整備が行き届いている。

気持ち良いことこの上ないけど、取り締まりも多いらしいよ。

裏木曽街道の中心部「花街道付知」はすぐだ。スタンプ4個目Get!

        ↓

「花街道付知」大きな施設。

地元で採れた野菜を売ったり、木製品を展示したり、

訪れる人も多くいつも賑わっているというイメージがある。

だから、あまり長居したことがない。(てへへ・・・)

華麗にUターンをきめて、すぐに走りだす。

付知川の大きな橋を渡り、賽の神峠を越える。

峠のトンネルを抜けると、長い下り坂。

加子母」は川沿いの道の駅。桜が満開だ。スタンプ5個目Get!

Sbsh0014

以降後編へつづくよ・・・


やばいなー、岐阜

2007年04月20日 | 日記・エッセイ・コラム

先週、寺尾ヶ原に行って来たばっかなのに

また今週も「岐阜」に行って来た。

もうね、やばいよ。

岐阜中毒かも!?

あれもまた始まっちゃったしねー。

        ○

遅く起きてぼんやりしてたけど、天気も良いし

「らっせい」で蕎麦でも喰うか?と走り出した。

藤岡から下に降りて、いつものとおり、国419→県20→県66で

「らっせいみさと」をめざす。

ずいぶん暖かくなったといっても日影はずいぶんサブい。

お腹が痛くなってきたけど、県道66号線で気合い入れたら

すぐに治った。

        ○

2007_0420_01

「おろし蕎麦定食」は美味。

菜の花のおひたしと、野菜の煮物が付く。

ここの二八は最高だと思う。「そば、うまいな~」と感じる。

食後に、店内をぶらぶら物色していたら、

こいつを見つけてしまった!

2007_0420_03

そう「ひだ・みの、道の駅サービスエリア、スタンプラリー

しかも、パワーアップしている。

2005年に参加した時は道の駅だけ。45か所だったけど

今回、2007年はサービスエリア4か所が加わった、しかも上下線別々。

道の駅はさらに増えて、48か所(!)になった。(ただし期間が1カ月延びた)

        ○

岐阜県はなんと道の駅発祥の地

その数も、100に達する北海道についで、第2位

ホントに岐阜県内にくまなく広がっていて

道の駅を訪ねてまわると、それはすなわち岐阜をくまなくまわることになる。

・・・やばい、またやる気になってる。

「らっせい」のスタンプをポン!

        ○

2007年はまた「岐阜年(イヤー・オブ・ギフ)」になりそう。

そしてこのあと、なんと8か所Get!

2007_0420_02


ベンベを解剖 その3

2007年04月19日 | R1150RT (2001) あお号

今回はベンベの代名詞(?)「パニアケース」

ボクはこれに憧れてベンベに惹かれたと云っても過言ではない。

いまでこそ、ツアラーモデルには(国産でも)

パニアが設定されているモデルが多いが、

ちょっと前は、パニアが標準なんて絶対ベンベしか無かった。

        ○

2007_0419_03

これがベンベのパニアの裏側

予想外(?)の複雑さ!じゃない?

これがベンベのパニアの秘密であり、凄さだと思う。

30リットル強の容量を確保しながら

ボディの一部のようなフィット感があるのは

この複雑な形状に依るところが大きい。

トップケースを見るともっとよくわかる。

2007_0419_01_1

GIVIとかヘプコベッカーとか、後付けのケースメーカーのものはたくさんあるけど

こんなにオートバイに同化したケースは他に絶対ない。

これもケース下部のこの複雑な窪みがキモ。

2007_0419_02

たしかに、ケースを外した時のスタイルにちょっと問題がある。

カッコ悪い。

ケースを付けることを前提にデザインされているからだろう。

サイドカバーの途切れ方は唐突だし、リアのキャリアも後ろ下がりになっている。

2007_0419_04_1

でも、ケースを装着した時の一体感はベンベならではのもの。

2バルブOHVモデルの頃のパニアは、高速でやや乱流をつくったけど

R259のモデルではそれも少ない。

ただし、取説では「120キロ」と制限されている。

2007_0419_05

この一体感。チョーかっこいい。


寺尾ヶ原の千本桜

2007年04月14日 | 日記・エッセイ・コラム

すっかり温かになってすごしやすい。

ボクの住むあたりでは桜もそろそろ終わり。

風が吹くたびに花吹雪が舞い踊り

鮮やかな緑の新芽が日々成長している。

        ○

でもちょっと山に入ると桜はまだまだ満開。

岐阜、長良川の支流で、

武儀川と板取川の間をさえぎる山の中に

たくさんの桜が街道沿いに咲きそろう場所がある。

2007_0414_01

「寺尾ヶ原の千本桜」と呼ばれている。

ホントに千本くらいありそう。

街道(県道59号線北野乙狩線)に沿って桜の列は伸びるが

遠くのほうが、霞むほどの桜が並ぶ。

        ○

武儀川側から入ると、坂の峠を越える。

地図で見ると、うれしいくらいのグニャグニャ道だけど

実際はそうでもない。

ただし、標高差はかなりあって、

ぐいぐいと高度を上げる、気持のよい峠だ。

        ○

岐阜は北へ行くほど標高が上がるので

まだまだ、桜が楽しめる。


ベンベを解剖 その2

2007年04月12日 | R1150RT (2001) あお号

ベンベの、変わっているけど、でもなるほどね

っていうところを、紹介していってみたい。

きっとベンベのことが気になって気になって。。。

欲しくなっちゃうと思うよ。

        ○

2007_0412_01

まずは、この写真。

グリップ

よーく見てみて。

そう、外側に向かって、径が微妙に太くなっている。

グリップは小指、薬指などで握るのが基本だけど、

このグリップは、それが自然に出来てしまう。

普通に握ると小指側が太いので、

人差し指はほとんどグリップに触れない。

        ○

余計なお世話?かも。

でも、長距離で集中力が落ちてくると

基本の握り方が出来なくなることがある。

そんな時でも、基本通りの握り方しか出来ないようにしておく、

これが、ベンベの考え方。

        ○

でも、このゴムのパターンはカッコ悪い。

今のエンジンはバランサーが内蔵されたので、振動が減り

もっとカッコ良いパターンのものが付いている。

けど、このスジスジもゴムのフィーリングはかなり良い。

ツインの振動を緩衝するためにも

このくらいの厚みがいるのかも。

        ○

次回はこれぞベンベ。

ベンベの代名詞でもある(?)「パニアケース」

これはホントすごいよ。

2007_0412_02

裏側のこの複雑な形状がポイント!


ベンベの解剖 その1

2007年04月12日 | R1150RT (2001) あお号

日本はオートバイ大国だ。

H、Y、SそしてKと、それぞれみな個性を持った

すばらしいオートバイをたくさんリリースしているので

大概のヒトは国産車に乗っている。

僕もズーっとそうだった。

世界中でそうなのかもしれない。

        ○

ボクは免許を取って20ウン年、約20台の国産車を乗り継いで

いま、ベンベに辿り着いた。

「辿り着いた」・・・

まさに、そんな心境だ。

        ○

けど、ベンベは「たかい」

エクスペンシヴ!。

しかもヴェリーヴェリー、エクスペンシヴだ。

ホントに「ヤケクソ」で60回ローンを組んで買った。

残価設定ローンってヤツなんで、60回払っても

まだ、60万円の支払いが残る。

タカーイ!

OH MY GOD!

        ○

ろくに試乗もせずに買ったベンベは

意外にも「個性のかたまり」だった。

しかも、今まで付き合ってきた、どのオートバイとも違っていた。

何より、「ヴェー(エ)ム、ヴェー」はジェントルだという

固定概念が、なぜかボクの中にあった訳なのだが

あろうことか、ベンベは「ワイルド」だったのだ

        ○

雑誌や噂はベンベを歪曲して(美化して)伝え

大抵の人は、ベンベを誤解している。

ベンベはドリームバイクではないし

ましてや、退屈な上がりバイクなんかではない。

オートバイへの愛情と哲学が具現化した稀有な存在だ。

やばい、ベンベのことが好き過ぎて、

書いてて自分でも何を云っているのか

わからなくなってきた。

        ○

つまり、日本のオートバイとは違うというだけで

ベンベもオートバイにすぎない。

うん、そうだ。

オートバイにすぎないんだけど、日本のやり方とは

違うやり方がかなりある。

そのひとつひとつが、ホントによく考えられている。

そんな部分に国産車とは違う思い入れが出来てしまう。

ベンベはそんなオートバイだ。

        ○

こんなふうに概念だけ書き連ねても、

なんにもちーっとも伝わらないんだな。

だから、みんなベンベを誤解している。と、感じる。

それは、良くも悪くも両方だ。

しばらく、ベンベのオートバイを解剖していってみようと思う。

        ○

まずは、どこからが良いかな?

そうだな、「グリップ」かな。

ベンベとの一番重要なインターフェイス。

すごい秘密があるよ。


風邪が治りません

2007年04月08日 | 日記・エッセイ・コラム

先週ひいちまいました風邪が、ちーっとも治りません。

夜、横になると咳が出るし、

午後になると、微熱が出る。

山はまだまだ冷えるから、走りに行くときは

着る物に注意しないとね。

トシかなー(泣)

Dscn0564