この週末は梅雨もひと休みか
晴れ間が覗くほどではないけど、なんとか雨は止んで
路面もドライコンディションだったのではないでしょうか。
とはいっても梅雨の真っただ中、
空気はじっとりと湿っていて、今にも雨を降らせそうだ。
朝、気象庁のサイトで雨雲の動きをチェックしてみると
南西から北東方向へ雲が移動しそうなので
どこへ行ってもきっとどこかで降られるのだろうと
出掛ける前に腹をくくった。
どうせ雨男だし
〇
上下メッシュのウェアで固めたけど
出掛ける準備の段階で汗が噴き出てくる。
こりゃたまらんな、と高速に乗ってクーラーを効かせることにする。
高速は意外に空いていて順調にクーラーが効く。
東海環状道から中央道に入り
屏風山PAでコーヒーを啜りつつ、行き先をおもんぱかる。
すでにすっかり汗も引いて、標高のせいかずいぶんと涼しい。
PAも終わりかけのツツジや涼しげなアジサイが咲きそろってきれいだね。
開田か木曽かとあちこち考えるがどこも気乗りがしない。
とりあえず走り出して気の向くまま進むことにした。
それにしてもメッシュは最高だね!
ただ風を通すんじゃなくて、空気を浸みこますように取り入れる感じだ。
メッシュパンツも股間や膝裏に熱気が貯まらないようで、かなり快適だぉ
〇
恵那山トンネルを走ってる途中で急に下へ降りたくなって
一度も下りたことがない「園原IC」で下りてみることにする。
ぐるっとランプウェイをたどって県道に出た。
左は行き止まりの不通。右は昼神温泉につながる。
右に曲がったところに県道109号線(昼神清内路線)の分岐があった。
これは行けるってこと?だよね。
看板の後ろに写ってるおっさんに聞いてみたら
「だめなら戻ってくれば?」だって。もっともだ。
どうせどこへ行く当てもないので行ってみることにした。
横川の渓流に沿って道は進み、とても涼しい。
小さな渓流が幾筋も沢を作り、木々は深い森を作っていた。
その森が生み出す空気はとても澄んでいてうまい。
その後、横川の集落の入口を過ぎると、道は急激に勾配を強めて峠へと向かう。
下のカーブ、いちばんイン側だと半径1メートル!
普通にリーンしたらコケそうになったよ。
初心者殺しのヘアピンだね。勾配もハンパないよ!
横川峠1107メートル。意外に高度がある。
にしてもこの電柱立てたヤツ、この場に立てなければならなかった必然性を要説明!
まさか峠の案内板の方が「あと」なんてこたーないよね。
〇
峠を下って国道256号に合流し、結局昼神温泉方面へ走る。
路面良しカーブ良しのイケ道(イケメンとかいうでしょ?)なんだけど
如何せん日曜の昼下がりで昼神目的のサンデードライバーが多くて流れない。
無理やり追い越していくBIG MACHINEな人たちが後を絶ちませんが、
ルールとマナーを優先させましょうね。
昼神を越えて国道153号線に入る。
今日も早速白バイ発見。
長野県警のGSF1200Pが狩りまくってます。
「こえーよー」とかふざけてたら
突然の大雨
銀ジィ(R100RS)の無敵カウルに身をひそめて・・・・・・
なんて云ってる場合じゃないどしゃ降りに。
ちょうど前方に大きな木があったので、その下にもぐりこんだ。
でも雨がほんとに強くて、木からも滴がボトボト落ちてくる。
あっという間に銀ジィも雨男もビショビショ。
気持ちいいくらいの降り方だ。
したたる雨粒もなぜか心地良い。
結局、15分ほどの雨宿りで雨は止んだ。
山の谷筋から水蒸気が昇る。回復の合図だ。
でもおかげで路面はフルウェット
メッツラーのバイアスは排水性も良くて、普通に走っている分ではまったく問題なかった。
でも橋の継ぎ目の鉄のジョイント?あれは滑るね。
R153は深いカーブの橋梁も多いけど、あれだけはちょっと神経使うかな。
ブレーキングも、というかブレーキングからリーンさせる瞬間が
ちょっと気使うかな、たぶん気にし過ぎなんだとは思うけど。
ボクはひとが多いところが苦手なので
休憩は大抵こういうところでする。
ご丁寧に「ジュース自販機コーナー」と書いてあるのに
左端には「明るい家族計画」的なものが・・・・・・。
温かい缶コーヒーを啜りながら、
目の前の国道を行きすぎるクルマをながめ、
その合間の静寂に聞こえてくるカジカの鳴き声に耳を傾けると
どこか遠くの知らない土地を旅しているように感じるよ。
〇
梅雨の頃はジメジメとして蒸し暑いけど
真夏に太陽に焦がされるよりはマシだね。
周囲の木々は瑞々しくて生気に溢れ、
山や森にはものすごいエネルギーを感じたよ。
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