実はもう信州へ抜けるのも、それほど無理なことではないのかも、と
サル知恵か?はたまた、年の功か?
そんな予感にひとりほくそ笑み、
こっそり先週よりもさらに「北へ」「高くへ」と繰り出すことにした。
にしても、土曜の朝は放射冷却のせいで少し冷え込んだね。
日が昇るにつれて、どんどん気温が上がるらしいけど、
装備としては先週よりも重装備。
タイツ履いて、カイロも3枚貼って、いざいざー!
始めはいつもの散歩コースをたどる。
先週よりも確実に雪解けが進んでいるけど、
冷え込んだ分、今日の方が凍結の気配が濃い。
冬の間に荒れたアスファルトがめくれた箇所もあって、ちょっと気を使う。
田峯辺りの山里の雪もほとんどなくなっていた。
雨女魚釣りが解禁になった寒狭川にぶつかって、
今日はさらに国道257号線を奥へと進む。
陽当りのよい国道は、すっかり安心して走れるし、
タイヤの事情が許せば、攻めることだって出来てしまう。
レーザーテックのグリップにまかせて「傾いた」時間を楽しみつつ進んだ。
けれど田口を過ぎて、町の北側のワインディングを下りていくと
ちょっと様子が変わってきた。
川向の峠へと分岐していく交差点で、正面の表示になんだか強く惹かれた。
津具へ向かって登って行くこの県道10号線は、きっと「やばい」に違いないのだ。
なのになぜか銀ジィ(’81R100RS)は県道へと入って行った。
調べてこなくては・・・・・・
渓流に沿ったこのルートは森も深くて、日陰が多い。
果たして、日陰になったところは路面が真っ黒で気味が悪い。
それでも、さらに高度を上げた太陽が気温をぐいぐい上げるので、
それを頼みにどんどん先へと進んでいった。
津具の町へ出て、ほっとするのも束の間、
指先が冷たくなっているのに気付いて、ヘルメットのシールドを上げると
辺りの空気はまるで冷凍庫
さらに町を抜け、折本峠へと登って行くと、もういけない。
路肩は雪がざっくりと残って、路面も濡れている。
水たまりには氷張ってるし・・・・・・
峠を越えてすぐの、道の駅「つぐ高原グリーンパーク」へ滑り込む。
そこは雪だらけ。
そしてこんな光景まで見られた。
・・・・・・やばいっしょ?
あまりのやばさに、へらへらしているボク。
サブさで頭がやられたらしく、そのあと茶臼山高原道路へと銀ジィと向かった!(なぜ?)
折本ICから入ると道路は凍結と残雪。
素晴らしい天気で、気分は上々。
でも日陰はマジで凍ってる。
終点に近づくと、雪の壁。
遠く南アルプスがきれいに見られた。
手前の白い平らかなところは、池ですよ。
ぜ・ん・め・ん・と・う・け・つ!!(全面凍結!)
みなさーん!走って走れないことはないですけど、気を付けましょー!
(二本サスおじさん、またパクってしまいました<(_ _)>)
茶臼山、こんな感じです。
でも、とても楽しくてずーっと笑いっぱなしでした。
(ブラインドの下りで凍ってたとこ以外はね)
もうちょっとの我慢かな?
でも幹線国道の昼間なら、ずいぶん走れるようにはなったね。
(おまけ)
先週、ヤフオクでこんなものを手に入れた。
英語版なんだけど、/7シリーズのライダース・ハンドブック。
出品者の方がご好意で/6シリーズの日本語版のハンドブックのコピーも付けてくださった。
いつも、へインズの英語マニュアルで四苦八苦しているもんだから、
この日本語マニュアルはすごく助かるね。
内容もハンドブックの域を確実に超えていて、
こんなページも有る詳細さ。
でもいちばん惹かれるのは最初のページかな。
購入者に対する挨拶が書かれているんだけど、
BMWの取説とかカタログの日本語訳って妙じゃないですか?
まず、語尾が目茶目茶。
ーである。-ます。-でしょう。
ーしなさい。-でしょう。-下さい。
敬語とそうでないのがごちゃ混ぜ。
しかも冒頭はこう・・・
「モーターサイクルは、人間に対しての絶え間ない挑戦である。
機械を支配しようとする人間の冒険を体験するための挑戦である。
ーつまり純粋なものなのである。
風・天候・道路は何回か征服されなければならなかったし、
新しい支配を受けなければならなかった。」
たぶんドイツ人が日本語に訳してるね。
云わんとするところはわからんでもないけど、意味わからんでしょ?
「すぐあなた方は、BMWという名に関連を持っているという感覚を、楽しむようになるでしょう。」
すごい自信だね、確かにそうなんだけど。
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