見えていても見ようとしなければ見えない、という当たり前のことを経験した。
3日ほど前から、超薄型で超軽量のいわゆる「モバエルパソコン」の修理を依頼され、あれこれ検討していたのだが、その不具合の原因を突き止められずにいた。
不具合それ自体は、「キーボードが使えない」という単純なもので、大抵はドライバーソフトの更新で良くなるのだが、今回は何をどうしても直らない。
そうして3日間かけてようやくわかったことは、要は、ポインティングデバイス(マウスパッド)の故障がキーボードの不具合を誘発しているということであった。
これは推測だが、メーカーでは、使っても使わなくても済む「マウスパッド」の故障を見逃さないため、これが故障するとキー入力ができなくなるようにあらかじめプログラムしているようなのだ。
つまり、今回、「マウスパッド」が故障していることはわかっていたのだが、これはキーボードを直してからかかれば良いと思い放置していたのが盲点となった。
ちなみに、「マウスパッド」を直した(ケーブルの接続不良)ら、ケロッとしたようにキーボードの不具合も解消してしまった。
お粗末様でした。