北海道;五色ヶ原~忠別岳~高根ヶ原
~小泉岳~緑岳~大雪高原温泉
2010年7月26日(月)~7月30日(金)
4泊5日
糠平温泉を拠点にして、表大雪東側をめぐる。
【往路】7月26日(月)
羽田空港7:45
⇒とかち帯広空港9:20-9:35(リムジン)
⇒帯広バスターミナル10:18-14:00(十勝バス)
⇒バス停・糠平中央公園前 15:41
~糠平温泉・「森のふくろう」
【復路】7月30日(金)
糠平温泉・「森のふくろう」
~バス停・糠平中央公園前7:41(十勝バス)
⇒帯広バスターミナル 9:24-11:45(リムジン)
⇒とかち帯広空港12:38-13:45
⇒羽田空港15:25
【日程】
7月26日(月)糠平温泉・「森のふくろう」(泊)
7月27日(火)五色ヶ原~忠別岳避難小屋(泊)
7月28日(水)高根ヶ原~白雲岳避難小屋(泊)
7月29日(木)小泉岳~緑岳~大雪高原温泉
⇒糠平温泉・「森のふくろう」(泊)
7月30日(金)帰宅
【宿】
7月26日(月)糠平温泉・「森のふくろう」
7月27日(火)忠別岳避難小屋
7月28日(水)白雲岳避難小屋
7月29日(木)糠平温泉・「森のふくろう」
【費用】
交通費
航空運賃 23800
リムジンバス 2000
路線バス 2540
宿
白雲岳避難小屋 1000
森のふくろう 15000(2泊)
============
【歩行】
7月27日(火)
糠平温泉・「森のふくろう」3:00(送迎)
⇒クチャンベツ沼ノ原登山口4:15 歩行開始
~沼ノ原分岐6:05 ~キャンプ指定地6:21~五色の水場
~1700m木道 ~五色ヶ原~五色岳10:46
~忠別岳避難小屋分岐11:32 ~忠別岳避難小屋11:56(泊)
行動時間7時間41分 13.2㌔
今日の行程は長い。
「森のふくろう」のSさんが出発は3時でいいですかと申し出てくださるので
お言葉に甘えて未明3時に車で宿を出発。
クチャンベツ沼ノ原登山口から歩き始めるや、蚊の大群に歓迎される。
虫よけリングを取り出している間にも、容赦なくチクチク刺され、痒いのなんの・・
沼ノ原湿原に敷設されている木道は新しくなっている。
真新しい木道を通り、キャンプ指定地の大沼へ直進してしまう。
沼の畔で幕営している人がテントから顔を出して、古い木道へ右折するのがコースだよと
親切に教えてくれる。
大沼は海かと思うばかりに増水して、テント脇までヒタヒタ水が押し寄せている。
五色ヶ原あたりで、ヒサゴ沼から下山してくる人、6組ほどとすれ違う。
明日以降も天候回復が望めないので、予定を切り上げて早めの下山をする人が多い。
低気圧が次々に発生しているそうだ。
これから登るワッチはどうなるの・・
五色ヶ原はお花畑の連続、見渡すかぎりのチングルマ・ハクサンイチゲ・シナノキンバイ
でっかいどう、さすが北海道ならでは・・その感激たるや!
デジカメを回し、動画を撮るは、撮るは・・
思う存分、花を撮る。
1700mものながーい木道が五色岳直下まで延びる。
五色岳を登る頃、小雨が止む。
ガスが視界を閉ざし、トムラウシも石狩岳も望めない。
稜線は強風が吹き荒れている。
コマクサの花が、風で吹きちぎれんばかり。
忠別岳避難小屋の客は親子2人(テントを撤収して小屋にきた)と、男女混合4人組
だけだ。
夜、雨風強し。窓の隙間から雨が降りこみ、シュラフが濡れる。
*****
クチャンベツ沼ノ原登山口
↓
沼ノ原分岐
↓
キャンプ指定地
↓
五色の水場
↓
1700m木道
↓
五色ヶ原
お花の群生が連続する。
↓
五色岳
↓
忠別岳避難小屋分岐
↓
忠別岳避難小屋(泊)
============
7月28日(水)
忠別岳避難小屋6:19 ~忠別岳8:21 ~忠別沼9:28
~高根ヶ原 ~三笠新道分岐12:07
~白雲岳避難小屋13:48(泊)
行動時間7時間29分 11.3㌔
同宿の2組が起床するのを待って、支度を始める。
親子はヒサゴ沼を、4人組は私と同じく白雲岳避難小屋を目指す。
雨は降ったり止んだり、稜線を吹き抜ける風の勢いは依然としておさまらない。
今日のコースはコマクサ街道と名付けたい。
忠別岳から白雲岳避難小屋まで延々とコマクサが咲く。
寡聞にして、こんなに長い区間コマクサが連続して咲いているのは、ほかに知らない。
コマクサにとって必須条件である霧が、発生しやすい地形なのだろう
一部、ハイマツが両側から行く手を遮り、通行を邪魔する。
連日の降雨でルートが川になっている箇所も多い。
黄色ペンキとケルンがコースを明瞭に示してくれる。
*****
忠別岳避難小屋
↓
忠別岳
↓
忠別沼
増水してあふれんばかり
↓
高根ヶ原から三笠新道方面を見下ろす
ヒグマ監視人がガスを透かして熊の観察をしている。
↓
三笠新道分岐
↓
白雲岳避難小屋(泊)
============
7月29日(木)
白雲岳避難小屋5:14 ~白雲分岐5:51
~小泉岳6:06 ~板垣新道分岐6:38~緑岳6:58
~第一花畑8:35~大雪高原温泉・ヒグマ情報センター9:57
⇒ 糠平温泉・「森のふくろう」(泊)
行動時間4時間43分 8.15㌔
夜が明ける4時までは静かにという暗黙の了解を全員が守る。
激しい吹き降りの中を歩き始める。
稜線に出ると強風に吹き飛ばされそうになる。白雲岳は割愛しよう。
小泉岳~緑岳間は又々、コマクサ行列隊のお出迎えを受ける。
花の盛りは過ぎているものの、風にゆらぐピンクの妖精たちに目を奪われる。
*****
白雲岳避難小屋を振り返る
↓
↓
白雲分岐
↓
小泉岳
↓
板垣新道分岐
板垣新道は残雪が多く、高山植物は未だ咲いていないらしい。
↓
緑岳への登りで私の足元をチョロチョロと素早く駆け抜けるネズミがいる。
あっという間の出来事、ネズミそっくりだったがナキウサギに違いない。
巣穴に隠れて2度と姿を見せることはなかった。
↓
緑岳
巨岩ゴロゴロの急な下り、おまけに岩が濡れて滑りやすい、慎重を期す。
黄色ペンキがルートを示す。
↓
第二花畑への下り
ロープがぶら下がっている
第二花畑
百花繚乱はこれから間もなく始まるようだ、今は花なし。
第二花畑
池塘
↓
雪渓をわたる
↓
見晴台
高根ケ原方面が見えている
↓
第一花畑
登山道の整備をする人が登ってくる。
私が下りてくる時、まっさらの草刈り鎌が残されていた。
そこから続きの作業をされるのだろう。
この方の手によって、登山道は刈払いがなされ、丸太の階には滑り止めのギザギザが施されている。道理で手入れのいきとどいた登山道だなと思った訳だわ。
↓
大雪高原温泉・ヒグマ情報センター
ワーイ、山旅ゴールインだよん
↓
沸々、ボコボコ沸き立つ泥湯
地熱で湯気が上がる
大雪高原温泉
大雪高原温泉露天風呂
白濁・ぬるぬる感がいかにも効能ありそう。
食堂のランチ;山菜・岩魚・鍋物にも大満足。
↓
送迎⇒ 糠平温泉・「森のふくろう」
公衆電話で、「森のふくろう」Sさんにお迎えを依頼する。
送迎してくださるお陰で、タイムロスがなく体力的にも楽だ。
宿に戻り、お昼寝する
============
北海道;五色岳~忠別岳~小泉岳~緑岳で見た花
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~小泉岳~緑岳~大雪高原温泉
2010年7月26日(月)~7月30日(金)
4泊5日
糠平温泉を拠点にして、表大雪東側をめぐる。
【往路】7月26日(月)
羽田空港7:45
⇒とかち帯広空港9:20-9:35(リムジン)
⇒帯広バスターミナル10:18-14:00(十勝バス)
⇒バス停・糠平中央公園前 15:41
~糠平温泉・「森のふくろう」
【復路】7月30日(金)
糠平温泉・「森のふくろう」
~バス停・糠平中央公園前7:41(十勝バス)
⇒帯広バスターミナル 9:24-11:45(リムジン)
⇒とかち帯広空港12:38-13:45
⇒羽田空港15:25
【日程】
7月26日(月)糠平温泉・「森のふくろう」(泊)
7月27日(火)五色ヶ原~忠別岳避難小屋(泊)
7月28日(水)高根ヶ原~白雲岳避難小屋(泊)
7月29日(木)小泉岳~緑岳~大雪高原温泉
⇒糠平温泉・「森のふくろう」(泊)
7月30日(金)帰宅
【宿】
7月26日(月)糠平温泉・「森のふくろう」
7月27日(火)忠別岳避難小屋
7月28日(水)白雲岳避難小屋
7月29日(木)糠平温泉・「森のふくろう」
【費用】
交通費
航空運賃 23800
リムジンバス 2000
路線バス 2540
宿
白雲岳避難小屋 1000
森のふくろう 15000(2泊)
============
【歩行】
7月27日(火)
糠平温泉・「森のふくろう」3:00(送迎)
⇒クチャンベツ沼ノ原登山口4:15 歩行開始
~沼ノ原分岐6:05 ~キャンプ指定地6:21~五色の水場
~1700m木道 ~五色ヶ原~五色岳10:46
~忠別岳避難小屋分岐11:32 ~忠別岳避難小屋11:56(泊)
行動時間7時間41分 13.2㌔
今日の行程は長い。
「森のふくろう」のSさんが出発は3時でいいですかと申し出てくださるので
お言葉に甘えて未明3時に車で宿を出発。
クチャンベツ沼ノ原登山口から歩き始めるや、蚊の大群に歓迎される。
虫よけリングを取り出している間にも、容赦なくチクチク刺され、痒いのなんの・・
沼ノ原湿原に敷設されている木道は新しくなっている。
真新しい木道を通り、キャンプ指定地の大沼へ直進してしまう。
沼の畔で幕営している人がテントから顔を出して、古い木道へ右折するのがコースだよと
親切に教えてくれる。
大沼は海かと思うばかりに増水して、テント脇までヒタヒタ水が押し寄せている。
五色ヶ原あたりで、ヒサゴ沼から下山してくる人、6組ほどとすれ違う。
明日以降も天候回復が望めないので、予定を切り上げて早めの下山をする人が多い。
低気圧が次々に発生しているそうだ。
これから登るワッチはどうなるの・・
五色ヶ原はお花畑の連続、見渡すかぎりのチングルマ・ハクサンイチゲ・シナノキンバイ
でっかいどう、さすが北海道ならでは・・その感激たるや!
デジカメを回し、動画を撮るは、撮るは・・
思う存分、花を撮る。
1700mものながーい木道が五色岳直下まで延びる。
五色岳を登る頃、小雨が止む。
ガスが視界を閉ざし、トムラウシも石狩岳も望めない。
稜線は強風が吹き荒れている。
コマクサの花が、風で吹きちぎれんばかり。
忠別岳避難小屋の客は親子2人(テントを撤収して小屋にきた)と、男女混合4人組
だけだ。
夜、雨風強し。窓の隙間から雨が降りこみ、シュラフが濡れる。
*****
クチャンベツ沼ノ原登山口
↓
沼ノ原分岐
↓
キャンプ指定地
↓
五色の水場
↓
1700m木道
↓
五色ヶ原
お花の群生が連続する。
↓
五色岳
↓
忠別岳避難小屋分岐
↓
忠別岳避難小屋(泊)
============
7月28日(水)
忠別岳避難小屋6:19 ~忠別岳8:21 ~忠別沼9:28
~高根ヶ原 ~三笠新道分岐12:07
~白雲岳避難小屋13:48(泊)
行動時間7時間29分 11.3㌔
同宿の2組が起床するのを待って、支度を始める。
親子はヒサゴ沼を、4人組は私と同じく白雲岳避難小屋を目指す。
雨は降ったり止んだり、稜線を吹き抜ける風の勢いは依然としておさまらない。
今日のコースはコマクサ街道と名付けたい。
忠別岳から白雲岳避難小屋まで延々とコマクサが咲く。
寡聞にして、こんなに長い区間コマクサが連続して咲いているのは、ほかに知らない。
コマクサにとって必須条件である霧が、発生しやすい地形なのだろう
一部、ハイマツが両側から行く手を遮り、通行を邪魔する。
連日の降雨でルートが川になっている箇所も多い。
黄色ペンキとケルンがコースを明瞭に示してくれる。
*****
忠別岳避難小屋
↓
忠別岳
↓
忠別沼
増水してあふれんばかり
↓
高根ヶ原から三笠新道方面を見下ろす
ヒグマ監視人がガスを透かして熊の観察をしている。
↓
三笠新道分岐
↓
白雲岳避難小屋(泊)
============
7月29日(木)
白雲岳避難小屋5:14 ~白雲分岐5:51
~小泉岳6:06 ~板垣新道分岐6:38~緑岳6:58
~第一花畑8:35~大雪高原温泉・ヒグマ情報センター9:57
⇒ 糠平温泉・「森のふくろう」(泊)
行動時間4時間43分 8.15㌔
夜が明ける4時までは静かにという暗黙の了解を全員が守る。
激しい吹き降りの中を歩き始める。
稜線に出ると強風に吹き飛ばされそうになる。白雲岳は割愛しよう。
小泉岳~緑岳間は又々、コマクサ行列隊のお出迎えを受ける。
花の盛りは過ぎているものの、風にゆらぐピンクの妖精たちに目を奪われる。
*****
白雲岳避難小屋を振り返る
↓
↓
白雲分岐
↓
小泉岳
↓
板垣新道分岐
板垣新道は残雪が多く、高山植物は未だ咲いていないらしい。
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緑岳への登りで私の足元をチョロチョロと素早く駆け抜けるネズミがいる。
あっという間の出来事、ネズミそっくりだったがナキウサギに違いない。
巣穴に隠れて2度と姿を見せることはなかった。
↓
緑岳
巨岩ゴロゴロの急な下り、おまけに岩が濡れて滑りやすい、慎重を期す。
黄色ペンキがルートを示す。
↓
第二花畑への下り
ロープがぶら下がっている
第二花畑
百花繚乱はこれから間もなく始まるようだ、今は花なし。
第二花畑
池塘
↓
雪渓をわたる
↓
見晴台
高根ケ原方面が見えている
↓
第一花畑
登山道の整備をする人が登ってくる。
私が下りてくる時、まっさらの草刈り鎌が残されていた。
そこから続きの作業をされるのだろう。
この方の手によって、登山道は刈払いがなされ、丸太の階には滑り止めのギザギザが施されている。道理で手入れのいきとどいた登山道だなと思った訳だわ。
↓
大雪高原温泉・ヒグマ情報センター
ワーイ、山旅ゴールインだよん
↓
沸々、ボコボコ沸き立つ泥湯
地熱で湯気が上がる
大雪高原温泉
大雪高原温泉露天風呂
白濁・ぬるぬる感がいかにも効能ありそう。
食堂のランチ;山菜・岩魚・鍋物にも大満足。
↓
送迎⇒ 糠平温泉・「森のふくろう」
公衆電話で、「森のふくろう」Sさんにお迎えを依頼する。
送迎してくださるお陰で、タイムロスがなく体力的にも楽だ。
宿に戻り、お昼寝する
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北海道;五色岳~忠別岳~小泉岳~緑岳で見た花
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