先日、10系と20系の台車の件でコメントを頂きました。面白そうだったので、実際に台車を履き替えてみました。今回使用した車両はKATOオロネ10(品番5063)とKATOナハネ20(品番5087-1)です。
オロネ10の台車 ナハネ20の台車
手元の雑誌によれば、実車のオロネ10はTR60形式、ナハネ20はTR55形式とのことですが、模型では見た目には差異が感じられません。
台車はネジ止め式なので、簡単に取り外しが出来ます。外してみたところ、明らかにカプラーの腕の長さが異なり、ナハネ20の方が短いです。
それぞれ台車を交換した時の状態です。カプラーの腕の長さが短いナハネ20の台車を取り付けたオロネ10では、カプラーが幌下に隠れてしまいました。
オリジナルな状態 20系の台車に交換した状態
逆にナハネ20ではカプラーが長くなってしまいました。
オリジナルな状態 10系の台車に交換した状態
実際に連結させてみました。台車を交換していない20系どうしを連結させると幌間に適当な隙間が空いています。しかし、20系の台車を履かせた10系とオリジナル20系とを連結させると、幌どうしがぴったりとくっついてしまいます。ある意味実車に近い状態(!?)です。
20系どうしを連結させた状態 黄色線の分だけ隙間がある
台車を交換した10系とオリジナル20系を連結させた状態 隙間がない
TOMIXのC280-45曲線レールにのせてみました。やはり隙間がないため、車体どうしが当たってしまいました。
折角、コメントをお寄せ頂きましたが、今回の10系と20系の台車交換は残念ながら当方では上手くできませんでした。
しかし、「もしかしたら交換可能かもしれない」とワクワクしながら楽しい時間を過ごすことができました。ありがとうございました。