調子が良くないTOMIX EF65PF
前回、台車のスプリングを調整したのですが、やはり時々立ち往生してしまうため、思い切ってオーバーホールを行いました。
車体を外し、カプラー部やライトユニットを外す
ダイキャストに付いている部品群は手だけで外そうと思えば外せますが、先の細いマイナスドライバーを使えば簡単です。復元する際に困らないよう、外した部品の向きに注意して保管します。
外せる部品を全て外したダイキャストと外した部品
中間台車を一番最後に取り外しました。全ての部品を取り外すせばダイキャストを二つに分離させられます。ダイキャストを寝かした状態で上から静かに外します。
心臓部のモータと台車との接続の様子
モータと台車部とをつなぐシャフトを外し、さらに台車部のウォームギアも取り外しました。折角なのでギアにこびりついた埃も綺麗に取り除きました。
スプリングやモータと接する部分を中心にエタノールを浸した綿棒で掃除し、汚れを落としました。モータの接触具合を確認し、念のため図の赤丸で示した所を少し広げてみました。
モータとの接触を確認 赤丸の部分を少し広げる
自分で出来そうなことは一通り終えたので、復元作業に入ります。バラした時と逆の工程ですが、組み立てるときの方が簡単に終わりました。
早速、試運転です。上手く走らなければ、またバラして組み立て直しでしたが、今回は問題なく走り出してくれました。ギリギリのスローで周回させましたが、途中で立ち往生しても、指で押すことなくパワーパックの出力を上げれば再始動するようになりました。なんとかオーバーホールは無事成功したようです。
これにてEF65PF完治としましょう。さあ、記念撮影です。
「解放てこ」が曲がっている・・・