先日、大分ホーバーフェリーが平成21年10月末で廃止になったことをニュースで知りました。昨年12月、寝台特急富士に乗るため、大分空港から初めて大分ホーバーフェリーに乗船しましたが、それが「最初で最後」となり、とても残念です。
乗船の際に撮影した写真が数枚ありましたので、簡単に紹介いたします。
乗船した大分ホーバーフェリーと乗船券
片道2980円とちょっと割高な感じもしましたが、今となっては貴重な体験ができたと思います。
運転台の様子
大分空港から出発する際、地上部の乗船場から航路の海へ出るまでの間、S字カーブのような入水路・通路(!?)を走行します。その際、自動車でいう「ドリフト」のように、船体を横にしながら前進していきます。初めはビックリしましたが、なかなか迫力のある光景でした。
実は、このホーバーフェリーは水陸両用車のように「地上から海へ、海から地上へ」と走行し、まるで水陸両用車のようです。厳密には水陸両用車ではないと思われますが、日常的にこのような運用をしている乗り物は国内にそうないかもしれません(遊園地とかにはありそうですが)。
ファイル容量がかなり大きいのですが、大分空港乗船場(地上部)から航路(海上)へ走行する時の動画です。
ooitaH.mpgをダウンロード(ファイル容量 約11MB)
(現在、動画配信は行っておりません)
大分市内側の入水路
まさか廃止になるとは思っていませんでした。もう少しゆっくりホーバーフェリーを楽しめばよかったと後悔しております。
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