補助フィーダの活用 - TOMIX

2009-11-22 23:56:42 | レイアウト・制御・保守など

弊社レイアウト本線には、多数のポイントを配置したため、電圧降下が生じる区間が多発してしまいました。そこで、それを補うために補助フィーダを設置しております。

 
曲線区間における電圧降下  補助フィーダの設置による電圧回復

電圧降下が生じた区間に車両が進入すると、明らかな速度低下が生じます。そこで、その区間に補助フィーダを設置すれば、電圧が回復し車両の速度低下を防止できます。

本来ならば、これで問題解決なのですが、この現象を利用して複数の車両を走らせるときに役立てています。


セレクタースイッチボックスの配置

弊社では補助フィーダとの間にセレクタースイッチボックスを配置し、それをON/OFFさせることで、電圧を制御し複数の車両が衝突しないようにしています。

例えば、先行車両と後続車両との間隔が徐々に縮まりつつある状況では、後続車両が電圧降下区間に進入する直前にセレクタースイッチボックスを切り替えて、補助フィーダへの電力供給を遮断します。そうすれば、後続車両の速度が低下し、先行車両との間隔を拡大させることができます。また、十分な間隔がある場合は、補助フィーダに電力を供給し、速度低下させることなく通過させます。

幸いにも(?!)、弊社には半周にもおよぶ電圧降下区間があるため、ここを利用して間隔を調整しています。配線が若干面倒になりますが、セレクタースイッチボックスのスイッチ一つで簡単に操作できるため、重宝しています。

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