先日、「編集後記II」様が運営されているブログに「KATOキハ35系の動力」という記事があり、興味深く拝読させていただきました。
以前から、昨年購入したKATOキハ30(一般色)の動きが気になっていたのですが、「編集後記II」様によるとKATOキハ30に取り付けられている「ライト基盤についているコンデンサが原因」とのことでした。
キハ30のライトユニット
解決策として、このコンデンサを取り外すか、トレーラー用のライトユニットを取り付けるの二つを提示されていました。そこで、トレーラー用ライトユニットの入手を試みました。
Assyパーツを取り扱っている模型店へ行ってみると、ちょうどキハ30用のライトユニットがありましたので、早速購入しキハ30M車のライトユニットと交換してみました。
購入したAssyパーツ(6072-1G)
Assyパーツとキハ30のライトユニットを比較してみました。上がAssyパーツ、下がキハ30のライトユニットです。Assyパーツでは黒丸で示したところにコンデンサがありません。しかし、共に基盤に印されている番号は「3057」でした。
ライトユニットの比較 ライトユニットに記された番号
黒丸に相当する部分を拡大した図です。
Assyパーツのライトユニット キハ30のライトユニット
不器用なため、ライトユニットの交換に手間取ってしまいました。余談ですが、キハ35系は相当コストダウンを意識して設計されていると今回分解してみて感じました。
Assyパーツを搭載したキハ30M車
さて、何とか換装できたところで、早速通電させてみました。もちろん、パワーパックはTOMIXTCSパワーユニット N-1000-CLです。
その結果、パワーパックを「ほんの少し」・微妙に動かしても、ピクリともせず、全然動きません。恐る恐るもう少し回してみたところ、ゆっくりと動きだし、また普通に止まるようになりました。これまでのように「ちょっこと」動いて止まる現象は完全になくなりました。
次にライト類の確認です。ヘッドライトおよびテールライトも無事点灯しました(右図)。
消灯状態 テールライト点灯状態
走りは普通になりましたので、この基盤をこのまま使用することにします。
訂正:先日の本記事内におけるライト類に関する記述ですが、重大な誤りがありましたのでここに訂正いたします。
TOMIXTCSパワーユニット N-1000-CLを用いて撮影を行いました。撮影は、車両を停止させた状態(走行用のつまみ0)で、常点灯のつまみのみを操作し、ライト類を点灯させましたが、その際過度な電流を流してしまったため、ヘッドライトおよびテールライトが点灯したようです。
レイアウト上で普通に走行させた場合、上記のような現象は認められませんでした。
ここに記事を訂正すると共に、誤った内容を記載しましたことを深くお詫び申し上げます。
参考にしたブログ:編集後記II KATOキハ35系の動力
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