TOMIX「さよなら富士はやぶさ」には新しい試みとして「オロネ15室内壁パーツ」が添付され、「窓から覗く室内をより実感的に演出」できるようになりました。
この「オロネ15室内壁パーツ」は1セットに1枚入っており、4両分が施せるようになっていますが、不器用な小生は失敗を恐れ、そのまま貼らずにいました。
先日、TOMIXのパーツ類などが通販で購入できる「TEC STATION」において、この「オロネ15室内壁パーツ」の取扱いがはじまりましたので、早速購入してみました。これなら失敗しても予備があるので安心です。
「オロネ15室内壁パーツ」の表面と裏面の様子
パーツとありますが、ドアが印刷された紙で、車両へ接着させるには両面テープ等を使う必要があります。そこで、今回は手持ちの両面テープを用いて、「簡易シール」を作製しました。パーツの裏に両面テープを貼って簡易シールを作りますが、貼る前に両面テープとドア部の幅や貼る位置などを確認しておきます。裏に両面テープを貼る際、表の様子・位置がわからないので、予めイメージを掴んでおくためです。
早速、裏面に両面テープを貼ります。両面テープの幅が足りなくても、裏にそれを敷き詰めれば大丈夫です。また、下図に示した通り、全面に両面テープを貼る必要はありません。
用いた両面テープ 幅や貼る位置の確認
裏面に両面テープを貼った様子
切り出し作業の前に、忘れずにオロネ15の車体を外しておきます。
カッターで切り出しましたが、パーツに印刷されている切り出し線に沿ってそのまま切り取ることがポイントです。また、厚手の紙なので、少し強めに切りましたが、ずれないよう注意が必要です。
切り出す前後の様子
あとは、切り出したドアシールを下回りに貼り付ければ完成です。シールが車体貼り付け部位にほぼピッタリ収まるようなので、シール端を車内壁端にあわせることを目標にしました。
シール端のあわせる位置
しかし、位置決めをしている時に、途中でシール中央部付近が壁面に付着してしまい、急ぎ剥がそうと思ったのですが、逆に余計張り付いてしまい、結局事態を好転させることが出来ませんでした。仕方なく、そのまま壁面に貼り付けてしまったため、ドアの位置がやや「ずれて」しまいました。また、下図の通り、剥がそうとしたときに出来た無数のシワが壁面に・・・
案の定、失敗です!
剥がそうとした時にできたシワ
仕方ありません。気分を入れ替えて。
貼った前後の様子です。左側が貼る前、右側が貼った後のオロネ15です。
貼る前の様子 貼った後の様子
作業の感想です。確かにちょっと雰囲気が変わったような感じもします。これまで車内壁にシールを貼ったことがなかったので、新鮮な感じもします。ただ、貼る前のドアには小窓みたいに空いている部分があったのですが、シールを貼るとそこが塞がれてしまいます。客室側には赤丸で示したように両面テープの糊部がそのままになってしまうのが気になりました。
通路側の様子 シール糊面が露呈した客室側
30分もあれば作業は完了します。富士編成のオロネだけ作業しましたが、はやぶさ編成については、失敗しないよう作業を行ってみようと思います。また、シールに予備があるので、他のオロネにも適応できないかどうか試してみたいと考えています。
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