先日の話ですが、突然何を思ったか、母校を訪ねてみたくなり、何千日ぶりに(年単位だと歳がばれる!!!)校門をくぐってみました。
本当に久しぶりでした。校門から校舎へと通じる道は、当時とずいぶんルートが変わってしまい、歩き慣れていないためか妙な緊張感を覚えましたが、学舎はいまだ健在で、それを見た瞬間、なんだかホッとしました。
受付で見学の可否を尋ねたところ、快く許可を頂き、短い時間でしたが、校内を見て回りました。学舎の一部は、新館として改築されていましたが、小生が勉学に勤しんだ(?!)校舎は - 教室の割り振り等はかなり変わっていましたが - 教室の様子や、屋上、友人と談笑したベンチ、階段の明かり窓、創設者の胸像なども当時のままです。一気に、楽しかったこともイヤだったことも色々なことが走馬燈のように思い出されました。何もかもが、懐かしい。
パンや文具など扱っていた売店も残っており、その日は休業でしたが、もし営業していたら迷わず「買い食い」したことでしょう。大きく変わったことと言えば、校内に缶飲料の自動販売機が設置されており、これには驚きました。のどの乾きを潤すものといえば、足でペダルを踏むと冷たい水が吹き出る四角い冷水器でしたが、もう昔の話しなんでしょうね。
ところで、当日は期末試験期間中だったようで、大部分の生徒は帰宅してしまったようです。それでも、校内を歩いていると何人かの生徒と出会いましたが、すれ違いざまに決まって「こんにちは」と挨拶をしてきます。最近の生徒はみんな礼儀正しいのだなあとすこぶる感心しました。
後日、知人に「母校へ行ったんだが、すれ違う生徒がみんなオレに挨拶するんだ。ちょっと感心したよ」と自慢気に話したら、「それって、不審者対策じゃないの」と軽く一蹴。
「あぁぁぁぁぁ・・・そうだったのか・・・」
そんなはずはありません。我が母校よ、永遠なれ!
校庭の片隅
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