セレクタースイッチボックスの修理 - TOMIX

2012-05-04 19:13:30 | レイアウト・制御・保守など

不調だったTOMIXのセレクタースイッチボックスを整備してみました。そこで、今回は分解した時の様子を簡単にご紹介いたします。


TOMIXセレクタースイッチボックスN

本体を分解するに当たって、ネジ頭部側を上にすると、下図のように反対側に部品類がきちんと止まった状態で開けることが出来ます。


ネジ頭部側                  カバーを開けた様子

カバーを開ける際、勢い余ってレバー部の「コイルバネ」が飛び出ることがありますので注意が必要です。



レバー部におけるコイルバネの設置位置

コイルバネとレバー部一式を取り外したら、次に基板と青いスイッチ部を取り外します。スイッチ部の裏に金属接点が2つ未接着状態で取り付けられていますので、外す時に紛失しないよう気をつけます。また、スイッチ部には金属接点の取り付け位置が4カ所ありますので、復元する時にその位置を間違えないようにします。

 
スイッチ部を取り外した様子     スイッチ部裏の金属接点の位置

もう数年使っていましたので、内部も埃等でずいぶん汚れていました。そこで、基板をはじめ全体を簡単に綺麗にします。次に基板の状態ですが、目視で確認したところ大きな損傷は認められず、「ハンダ付け」もきちんとしていましたので、接触が悪いのだと思い、スイッチと基板とがしっかり接触するよう、分解した状態で通電しながら、差し込み具合を調整しました。


スイッチボックスの基板       スイッチと基板との接触具合

何度かやっているうちに、きちんと動作するようになりましたので復元し、組み上がったところで再び動作チェックをしてみます。以前と同じようにきちんと動作するようになりましたので、これにて一件落着です。


修理完了したセレクタースイッチボックス

ちなみに、写真を撮りながらでしたが、20分程度の作業でした。何かの参考になれば幸いです。

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