夏休みになると、工房に子供たちがやってくる。
陶芸の制作体験をしてくれる子もいるけど(自由研究?)、それ以外にもなぜだか工房ガレージに集まって、つかまえたカブトムシやクワガタの品評会をしてる。
ぼくは昆虫を育ててないので、小さな恐竜を持参して仲間に入れてもらう。
いつも人気者だ(うっしっし)。
それにしても子供たちのそのまっすぐなまなざし、息をつめる仕草、はずむ声。
昆虫の飼育ケースやエサは現代的になったけど、やっぱり子供はいつの時代もおんなじって気がする。
ぼくが少年時代を過ごしたのは、お釈迦さまが産み落とされたようなハス畑だった。
空にはおそろしく濃い、まるでインク瓶の底のようなブルーがひろがってた。
そこに炎天下の写生大会の画用紙みたいにひかり輝く入道雲が出てた。
あのブルーや白は東京にはないけど、いまも昭和時代とおんなじ好奇心が少年の心にはあるのだった。
陶芸の制作体験をしてくれる子もいるけど(自由研究?)、それ以外にもなぜだか工房ガレージに集まって、つかまえたカブトムシやクワガタの品評会をしてる。
ぼくは昆虫を育ててないので、小さな恐竜を持参して仲間に入れてもらう。
いつも人気者だ(うっしっし)。
それにしても子供たちのそのまっすぐなまなざし、息をつめる仕草、はずむ声。
昆虫の飼育ケースやエサは現代的になったけど、やっぱり子供はいつの時代もおんなじって気がする。
ぼくが少年時代を過ごしたのは、お釈迦さまが産み落とされたようなハス畑だった。
空にはおそろしく濃い、まるでインク瓶の底のようなブルーがひろがってた。
そこに炎天下の写生大会の画用紙みたいにひかり輝く入道雲が出てた。
あのブルーや白は東京にはないけど、いまも昭和時代とおんなじ好奇心が少年の心にはあるのだった。