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雑司が谷・鬼子母神の民話2題

2009年10月01日 07時43分28秒 | 日記
民話「鬼子母神」
 昔々鬼子母神は千人の子の母でしたが、下界に降りては人間の子を食べていました。
お釈迦さまはそれを見て、彼女の末子を隠して、子を失う親の苦しみを悟らせました。
そして、『人間の子の代わりにこれを食べなさい。』と人間の味がするザクロを与えました。
それから鬼子母神はやさしい母となって、子どもと安産の神さまになりました。
(子どものころ、鬼子母神幼稚園で聞いた話)


    ↑昭和50年10月24日抽選の宝くじ。
鬼子母神堂(豊島区内最古の木造建築物で東京都有形文化財指定)


民話「すすきみみずく」
 昔々、雑司が谷に貧しい母と子が住んでいました。
お母さんが病気になり、子どもは鬼子母神に「お母さんの病気が治りますように」と毎日お参りをしました。
そんなある日『すすきでみみずくを作って売りなさい。』とお告げがありました。
さっそく子どもはすすきの穂でみみずくを作って売りました。
そのお金で薬を買って、お母さんの病気が治りました。
(これも子どものころ、鬼子母神幼稚園で聞いた話)

鬼子母神の「すすきみみずく」は東京の郷土玩具です。