撮影で使う濃厚NDフィルターの入手に続いて、眼視用の減光フィルターも購入しました。
こんなのです↓
銀色に輝いているのが、フィルターの実物です。
薄いプラスチックフィルムに金属膜が施されたシートで、A4判弱の大きさがあります。
厚みは食品用ラップフィルムと同等かそれ以下の0.012mm(=12ミクロン)だそうで、
薄くてペラペラです。目的に応じたサイズに切って使います。
先日、都心に出掛ける用事があった際に、某光学製品専門店にちょっと寄り道して即買い。
1シートで2800円もしました。でも、家電量販店等にて1000円弱で売ってる裸眼観察用の
日食メガネの同等品が20個程度自作できそうなので、そう考えると安いのかもしれません。
ちなみに、裸眼用の日食メガネは3年前に入手済みのものを使う予定にしてます。
じゃあ、どうして買ったのかっていうと、双眼鏡観察で使うことを考えてのことです。
日食メガネを分解して減光フィルムだけ取り出す方が安上がりじゃないの?
って言われそうですが、観察時に使う予定の口径5cm双眼鏡の対物レンズ全体を覆うには
面積が全然足りないんですよねー。実際には直径6.5cmぐらい必要。
何枚か並べて貼り合わせる手もありますが、隙間から光が漏れたら目玉焼きになる危険性も
あるし、部分的に重なったら綺麗に見えないだろうし、やっぱりシームレスで大きめなものを
用意しないとダメなわけです。
ところで、コイツはドイツ製で、ヨーロッパの安全規格である"CE"に適合しているそうです。
見かけ上は100円ショップ等で売ってる「レスキューシート」とほとんど変らないんで、
2800円は高いなぁって感じますが、安全性のお墨付き商品なら値が張っても仕方ないか?
いや、それにしても原価は300円もしないと思うんですけどねー。
ということで、コイツが高価な理由はどこにあるのか、いずれ探ってみたいと思います。
(多分つづく)
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