日曜日に西の視界が開けている所に出掛け、明るくなってきたこの彗星を撮影。
【ポンス・ブルックス彗星(12P)03/10】
キヤノンEOS Ra+タカハシε-180EDC,F2.8,ISO1600,STARRY NIGHTフィルター,
総露出時間10分(1分×10コマ,加算メトカーフコンポジット),タカハシEM-200Temma2M赤道儀,
口径25mmガイド鏡にて恒星オートガイド,トリミングあり,静岡県西伊豆町にて
先月28日の撮影イメージと比べると青白いイオンの尾がはっきりしてきた感じです。
頭部付近の狭い範囲をさらにトリミングすると・・・
イオンテイルが複数伸びていて、広がった先には筋状構造が確認できます。これぞほうき星って感じ。
なお、この日の明るさは信頼スジの報告によると5.8等で、ほぼ予報光度と合致していた模様。
口径5cm双眼鏡での眼視観望イメージは球状星団のような姿ですが、尾が微かに短く伸びているのも分かりました。
この先は日没後の西の低空で日毎に高度が下がっていき、月明かりの妨害もあって観測条件は厳しくなりますが、
今月末には4等台の明るさに達する見込みなので、今後もチャンスを逃さずに撮影したいです。
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