過日の記事で25日に撮影したレナード彗星の広写野画像を紹介しましたが、
ズームレンズの望遠端でも撮っていた画像をようやく処理しました。
【レナード彗星 12/25】
EOS Ra+EF70-300mm F4-5.6ISⅡUSM(@300mm),F5.6,ISO6400,総露出時間45秒(15秒×3),
タカハシEM-200Temma2M赤道儀にて恒星時追尾,トリミングあり
イオンテイルと思われる青っぽい尾が複数のスジに分かれたイメージになってます。
後に判明したことですが、どうやら24日くらいに再びバーストして明るくなったらしく、
翌日まで尾も顕著な姿になっていたようで、いいタイミングで撮影できたみたいです。
実は翌26日にも同じ場所で同一のシステムで撮影しており、その画像がコレです。
【レナード彗星 12/26】
EOS Ra+EF70-300mm F4-5.6ISⅡUSM(@300mm),F5.6,ISO6400,総露出時間4分(15秒×16),
タカハシEM-200Temma2M赤道儀にて恒星時追尾,トリミングあり
前日とは打って変わって尾の写りが悪いです。この日の方が雲が少なく、空の透明度も良好で、
しかも総露出時間が長いのにも拘らず、なんでかなーって感じ。バーストが収まったんですかねぇ。
で、よく見ると尾が伸びた先の左端に少し明るい塊のようなものが写っているのが分かります。
それは多分、バーストで一気に放出された物質が少し高密度で見えているんだろうと考えられます。
実はこの日、並行してもう一台のカメラでも撮影していて、その画像がこちら。
【レナード彗星 12/26】
EOS60Da+SAMYANG135mmF2 ED UMC,F4,ISO1600,総露出時間2分40秒(20秒×8),
タカハシEM-200Temma2M赤道儀にて恒星時追尾,トリミングあり
尾が途中から太く明るくなっている様子を捉えていました。ちょっと不連続な感じにも見えます。
明け方に見えていた頃よりも変化が激しいのは、太陽に近づいていって熱せられてるせいでしょう。
年内は何とか追跡できそうなので、撮影チャンスを逃さないようにしたいものです。
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