20日は午後から天気が回復しそうだったので、静岡県東部まで出掛け、
またほうき星パパラッチしました。
スマホ撮影分のベストショットがコレです。
【紫金山・アトラス彗星と富士山 10/20】
Google Pixel7aにて撮影,天体撮影モード使用,2倍ズーム,ISO896,
F1.9,露出16秒×5(推定),三脚使用,Photoshop等でレタッチ少々
彗星の光度は低下して4等台になっていたようで、肉眼では辛うじて
尾が伸びているのが確認できるレベルでした。それでも写真では長い
尾が写り、20度くらい伸びていた模様。低空に月が昇ってきており、
月明でほのかに照らされた富士山が赤味を帯びて写りました。初冠雪
に期待してましたが、残念ながら白くなっておらず、富士山っぽさが
乏しい感じになってしまったのは否めませんねぇ。
で、約7分後には富士山の稜線に彗星頭部が隠れて、こんなイメージが
撮れました。
【紫金山・アトラス彗星と富士山 10/20】
ISO767 ※その他の条件は上の画像と同じ
尾がまるでサーチライトのように空へ向かって伸びているシーンです。
僅か数分で月明かりの影響が大きくなり、背景の空も富士山の山肌も
明るく写るようになってしまいました。
ちなみに、まだ空が明るい時間帯はこんな状況だったんですよ。
こりゃ観望も撮影も無理かなぁーって思っていたら、運良く晴れ間が
広がって、ちょうどいい時間帯に撮影できる状況になったのでした。
実は彗星頭部が稜線に隠れてから10分程度でベタ曇りになってしまい
富士山に尾が全部隠される前に撮影終了となりました、この日に今年
の残りの運を使い果たしてしまったかも?
ないようなw 語彙力が無いと言う
べきか。日本を代表する富士山と
アトラス彗星って組み合わせは、
ネットでも結構評判を呼んでますね。
広島県南部地方では、残念ながら
雲の隙間で「撮れた」という方が
多くて。前半戦の東の空の方が、
雲の影響という意味ではよっぽど
条件が良かった感じです。
この2つの被写体のツーショットは半年以上前から
撮りたいと思って、Google Mapと星空シミュレーション
アプリを使って机上のロケハンをしてました。
一番マークしていた場所は体力的に行くのが厳しそうだったので、
別な所からトライしましたが、何とか撮れました。
彗星が明るい期間も残り僅かとなってきましたが、
好天に恵まれる日があるとイイですね。