中秋の名月を撮影した夜、CMOSカメラを望遠鏡に取付けて、この惑星も撮っていたのでした。
【火星】
タカハシμ-180望遠鏡+2.5倍バローレンズ+ADC+冷却CMOSカメラ(ZWO ASI1600MC-cool),合成F値=30,
約1分間のキャプチャー動画から3000フレームをAS!2にてスタック(1.5×Drizzle処理)×4セット,
Registax6でwavelet処理,タカハシEM-200Temma2M赤道儀 ※上が南
火星は5/15以来の撮影です。地球最接近間近ということで、前回の撮影時より明るく大きくなってました。
南極冠(上端の白い部分)がかなり小さくなってましたが、そういう季節なんでしょうね。
でも暗色模様が南側に偏っている位相で、ちょっと寂しい感じの火星面だったのが残念。
気流も悪かったらしく、像がユラユラしてたんで解像感が乏しいです。
ちなみに、10月ともなるとジェット気流が日本列島まで南下してきており、
wxmapsで確認した風速マップはこんな状況。
像の揺らぎはジェット気流のせいだけとは思えませんが、高層気流が安定してそうな沖縄が羨ましいです。
ところで、火星の見掛け上のサイズはどのくらいなのかを知りたい方のために
中秋の名月を撮影したミラーレスカメラで火星も撮ってたんで並べてみました。
中央左で目立っている「ティコ」クレーターより小さいことが分かるかと。
地球接近中でもこの程度ですから、小さな望遠鏡で模様を確認するのは結構厳しいんです。
自分が最初に手にした口径7cm程度の屈折望遠鏡で火星を見た時の失望感は今でもよく憶えてます。
やっぱり口径20cm以上が望ましいって感じかな・・・
赤い星の正体❗
一体 情報を暴いてくださいね😀😀楽しみです😊😉✌️
コレでした v(^-^)
地球最接近は6日で、それに合わせるかのように天気が良くなりそうなんで、
晴れたら迎撃できる体制で臨みたいです。
でも当分の間、日本で夜に見える火星面は映えない状況なのが少し残念です。