2/17撮影の天体が続きます。
この銀河を狙うのも久しぶりでした。
【M100銀河】
キヤノンEOS Ra+タカハシε-180EDC,F2.8,ISO1600,LPS-D3フィルター,1.6倍クロップ,
総露出時間48分(4分×12コマ,加算コンポジット),タカハシEM-200Temma2M赤道儀,
口径25mmガイド鏡にて恒星オートガイド,トリミングあり,静岡県東伊豆町某所にて
かみのけ座にある渦巻銀河です。メシエ天体の100番目に登録されています。愛称等は特にありません。
光度は9.35等と暗めなので、手で持てるクラスの小型双眼鏡による存在確認はまず無理でしょう。
眼視で渦巻構造を見るには口径25cm以上の少し大きめの望遠鏡を要します。
写真では焦点距離135mm程度の望遠レンズで渦巻構造を何とか捉えられそうですが、
銀河腕をしっかり写すには最低でも300mm程度の焦点距離が必要とみられます。
「おとめ座銀河団」に属していることもあり、周囲には小さな銀河がたくさんあり、
トリミングをしている上の写真でも20個以上の銀河像が確認できます。
マイナーな天体ということもあり、個人的にこの銀河を撮影したのは2009年3月以来のことでした。
拙ブログでは初登場です。
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