12日の夜、ペルセウス座流星群を狙う目的で新潟県南部某所まで出掛けました。
台風7号の影響により今年は迎撃を断念するしかないと思っていたら意外と天候が持ちそうだったんで、
晴れる確率が高そうな所を目指して出撃。遠征先では薄雲の発生もありましたが、流星群の輻射点が
昇ってくる時間帯から夜明けまで晴天が続き、肉眼では70個程度の流星を目撃。
撮影ではミラーレス一眼のみで動画撮影を行い、たくさんの流星を捉えることができました。
13日の2時台から薄明開始まで南天を狙って最後に撮ったタイムラプス動画で捉えられた流星がこちら。
キヤノンEOS Ra+シグマ20mm F1.4 DG HSM Art,F3.8,ISO6400,2.5秒露出,三脚使用
タイムラプス動画は3秒間隔で1800フレーム撮影し、動画中で流星像が確認できた14フレームを抽出した中で、
明るくて見映えの良いものをピックアップしました。
3枚目の流星は経路が他と違うので、ペルセウス座流星群のものではないようです。
で、流星像の確認できたフレームを全部比較明合成するとこんな感じ。
明け方だったため人工衛星も多く捉えられて紛らわしいですねぇ。
なお、ネット上に公開されている電波観測結果(流星電波観測国際プロジェクト提供)によると、活動ピークは
日本時間で13日の昼頃だったらしく、未明から夜明け前の時間帯はピークに向かう途中だったと思われます。
実際に肉眼で見ていた印象でも明け方に向かって流星数が増えていくのが分かりました。
人っ気の無い場所で正に神秘とロマンに浸ってきました。
実は大物を撮り逃がしてしまって、それがちょっと悔やまれます。