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運河を囲むイルミ・2

2007年12月17日 22時47分10秒 | 光と空間
villagio_italia94.jpg: イタリア村の夜景。橋と運河沿いのイルミネーション
D70s with Tokina AT-X 107 DX Fisheye (10-17mm F3.5-4.5, Serial # 7822278), Manual exposure (F=3.5, SS=1/2.5s), ISO200, WB=Sunny (+0), f=10mm (35mm-equivalent: 15mm)

イタリア村の運河に架かるアーチ橋。イルミネーションが華やか。

魚眼レンズを使うと、広い範囲を写せます。その特性を生かして、華やかなイルミネーションを画面のあちこちに配置し、コラージュ的なにぎやかさを演出して遊べることに気づきました。

イルミネーションの華やかさを写し取るには絶好の撮り方です。

ところが、Tokina AT-X 107 DX Fisheyeは魚眼レンズとはいえ、被写界深度が浅い浅い。手前から奥まで全体にピントを合わせることはできません。

必然的に、ピントを手前の花 (とライト) に合わせるべきか、背景に合わせるべきかの選択を迫られます。

私は背景にピントを合わせました。ひとつの理由は、空間的な広がりと にぎやかさを写し取りたかったから。もうひとつの理由は、手前の花にピントを合わせると背景の存在感に負けてしまいそうだったから。

前景と背景のどちらを優先するかは、魚眼レンズの場合でも選択を迫られるようです。両方ともくっきり写したければ、虫の目レンズを使う必要があるのでしょう。

villagio_italia95.jpg: イタリア村の夜景。広告塔と建物
D70s with Tokina AT-X 107 DX Fisheye (10-17mm F3.5-4.5, Serial # 7812862), Manual exposure (F=4.0, SS=1/5s), ISO400, WB=Sunny (+0), f=13mm (35mm-equivalent: 19mm)

前景と背景の選択は難しい。

イチョウの黄葉を優先して掲載するために、イタリア村での初魚眼写真を紹介するのを中断していましたが、今回から連載を再開します。



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