みぃちゃんの頭の中はおもちゃ箱

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今日の野外学習 (コバノランタナ)

2011年11月02日 23時17分48秒 | 草木をめでる
散歩中にあちこちで見つける花。

何か咲いてるな、と思うだけで通り過ぎていた花を観察して名前や性質を調べていこうという野外学習の企画です。広い世界のどこかに「わて、こーゆー名前やねん」とか名乗る花がいるかも知れませんが、まだ会ったことはありません (見つけ次第、報告いたします)。

今回の花は聞いても名乗ってくれなかったので、自分で調べました。植物について知るための入り口は名前から。名前が分かれば、関連する情報はいくらでも集められます。

この花はコバノランタナと判断しました。

flower11AD.jpg: コバノランタナ

葉はアジサイに似ています。葉っぱの特徴も一緒に記録しておきましょう。

私は、名前を調べるときに、毎回抵抗を感じます。

名前は、人間が勝手に付けた標識です。命名は人間による一方的かつ主観的な行為です。当然ながら、植物が主体的に命名に関与することはありません。名前が人間に及ぼす影響は大きく、付けられた名前によって植物の扱いが変わることもあるほどです。名前は、人間が自分の意思で付けるにもかかわらず、付いた名前によって人間自身の思考や行動が束縛されるという側面も持ち合わせています。人間が自分で自分の首を絞めているようにも見えますが、悲しいかな、名前なしに話を展開できないのも人間です。

そんな魔物に縛られて振り回されるような気がして、植物の名前を調べるのには抵抗があります。