みぃちゃんの頭の中はおもちゃ箱

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今日の野外学習 (ユキヤナギ)

2011年11月25日 23時02分36秒 | 草木をめでる
刈り込まれた株からニョッキリと伸びた枝の先に、白い花が咲いていました。丸い花びらが5枚、梅鉢のように並んでいます。寒い季節にも、意外といろいろな花が咲いているものです。

何の花でしょうか。

こういうときは、写真に撮って、家に帰ってから調べます。

調べてびっくり。ユキヤナギでした。

ユキヤナギは、春、ソメイヨシノの咲く季節に、無数の花がいっせいに咲いて大きな房を垂らすものだと思っていました。そのユキヤナギが、11月の下旬に、茎の先端に数輪だけ咲いています。季節も花の様子もあまりに違いすぎて、ユキヤナギとは分かりませんでした。葉の長さも3cm以上と大ぶりで、ユキナヤギらしくありません。

flower11BB.jpg: ユキヤナギの花

葉の特徴は、葉の縁に一様なギザギザ (鋸歯 (きょし)) があること。葉柄 (葉の付け根にある茎に似た部分) が短いこと。この特徴でコデマリと区別できます。葉の付き方 (葉序) も違うようですが、写真では茎を斜め上から見ているので、はっきりとは分かりません。