みぃちゃんの頭の中はおもちゃ箱

略してみちゃばこ。泣いたり笑ったり

醒井の醤油店

2006年12月16日 19時29分00秒 | デイリーお気楽グルメ
architecture038.jpg: ヤマキ醤油店の外観
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Manual exposure (F=4.5, SS=1/25s), ISO200, WB=Cloudy (+0), f=29mm (35mm-equivalent: 43mm)

紅葉の季節から外れないように、と京都の写真を優先的に紹介してきました。今回は、紹介を保留してきた醒井 (さめがい) のお土産をレポートします。

加茂神社で紅葉を楽しんだ後、地蔵川沿いに元来た道を戻ると、古めかしいお店が建っていました。看板には「ヤマキ醤油」とあります。醤油屋さんのようです。

新鮮な衝撃でした。

顔が見える商売、自分の所で作ったものを自分の所で売るという製造業の原点がまだ残っているのです。

普段都会で暮らしていると、知らない人が作った商品を知らない人が買い付け、知らない人が運んできて知らない人が店頭に並べ、それを私たち消費者が買っていくという流れになってしまいます。

都会で忘れられたものが、ここにありました。

architecture039.jpg: ヤマキ醤油店の売り場
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Manual exposure (F=4.5, SS=1/6s), ISO200, WB=Cloudy (+0), f=17mm (35mm-equivalent: 25mm)

店の入り口からは土間になっています。土間の奥には一段高い畳敷きのスペースが続き、さらに奥は障子で仕切られています。土間の左手から続く通路の奥は天井が高くなっており、どっしりと太く黒い梁 (はり) が通っていました。漂う空気は昔の商家の雰囲気。それもそのはず、この建物は築170年、江戸末期の建物なのだとか。

こちらのお店では、生揚げ (きあげ。熟成されたもろみから醤油を搾り出すこと) から後の工程を行っているそうです。

tabi0205.jpg: 醒井土産の味つけぽんず

買ったのはポン酢。醒井は清水のわき出る土地です。その名水で仕込んだ醤油は、醒井ならではのお土産。これから鍋の季節だし、活躍してくれそう。



醒井旅行の目次は → こちら


蔵出し企画: おもちゃ箱の奥

2005年12月16日の記事は → 「サザンカ

2004年12月16日の記事は → 「食べれん…… ( _ _)ノ

【みぃのつぶやき】 今年も実家のサザンカが咲きました。冬は庭も寒々しくなりますが、サザンカのほか、キンカンに実がなったり、意外とあちこちに色を見て取れます。

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