日本が19世紀末以降、領土問題で自己主張の実証努力をしてきたことは認めますが、韓国もその努力が足りなかっただけで、国民意識の高揚につけては日本以上に熱心でした。
元々。領土問題は、何を根拠に権利確定するかの問題で、日本では一方的に、自分達の権利を正当化する為の証拠資料を示して世論を引き付ける手法でしかありません。
アメリカとの間で交わされた宣言や戦前、戦後のお互いの無理なこじ付けで互いの権利を主張する。 国内で報道される内容は、領土問題で日本が、島根県がああした、こうしたと権利を裏付ける材料を並べますが、本来は同時に、そのときの韓国や中国の対応や事情も示すべきです。
現在では、世界が沖縄は日本だと明確に認めてくれていますが、1609年に薩摩藩が占領して得た領土であることももっと大きく伝えるべきです。
琉球王国を滅亡させて得たものが沢山あって、今も残る民族的なシコリは無視出来ません。 しかし、沖縄県民自身が日本である事を受け入れ、望んでいる以上は国際的にも認められて当然です。
では、竹島や尖閣はそのような状況にあるのでしょうか? と言えば、答えは”ノー”です。 世界から認められるような状況を作り上げる以前に、権利の正当化実証努力が優先されてしまっています。
国際司法裁判所への提訴と言いますが、現在の国際的な機構は極めて歪になっていて、国連初め、あらゆる面で強い者、ズルイ者が勝つ仕組になっています。
いつの段階での領土の権利を正当とするかを話し合う必要があります。 話し合った段階の力関係が大きく作用しますから、公平な結論付けには大変な努力が必要です。
このような点で19世紀末期からの日本の正当化への努力は認めますが、だからと言って日本の主張が全て正しいかどうかは別問題です。
国内における情報提起で、日本人が韓国同様に誤った認識を持つことに大きな危惧を感じます。 自分が正しい、相手が間違っているという思い込みをさせる情報提供は、お互い様と言えるのです。
元々。領土問題は、何を根拠に権利確定するかの問題で、日本では一方的に、自分達の権利を正当化する為の証拠資料を示して世論を引き付ける手法でしかありません。
アメリカとの間で交わされた宣言や戦前、戦後のお互いの無理なこじ付けで互いの権利を主張する。 国内で報道される内容は、領土問題で日本が、島根県がああした、こうしたと権利を裏付ける材料を並べますが、本来は同時に、そのときの韓国や中国の対応や事情も示すべきです。
現在では、世界が沖縄は日本だと明確に認めてくれていますが、1609年に薩摩藩が占領して得た領土であることももっと大きく伝えるべきです。
琉球王国を滅亡させて得たものが沢山あって、今も残る民族的なシコリは無視出来ません。 しかし、沖縄県民自身が日本である事を受け入れ、望んでいる以上は国際的にも認められて当然です。
では、竹島や尖閣はそのような状況にあるのでしょうか? と言えば、答えは”ノー”です。 世界から認められるような状況を作り上げる以前に、権利の正当化実証努力が優先されてしまっています。
国際司法裁判所への提訴と言いますが、現在の国際的な機構は極めて歪になっていて、国連初め、あらゆる面で強い者、ズルイ者が勝つ仕組になっています。
いつの段階での領土の権利を正当とするかを話し合う必要があります。 話し合った段階の力関係が大きく作用しますから、公平な結論付けには大変な努力が必要です。
このような点で19世紀末期からの日本の正当化への努力は認めますが、だからと言って日本の主張が全て正しいかどうかは別問題です。
国内における情報提起で、日本人が韓国同様に誤った認識を持つことに大きな危惧を感じます。 自分が正しい、相手が間違っているという思い込みをさせる情報提供は、お互い様と言えるのです。