グレーが増えれば、医者が儲かる！

　世の中にグレーが増えるのは何故か？　複雑になって、グレーの部分が増えれば増えるほど庶民には、理解出来ない部分が増えます。　

　病気に付いても、健康であるという状態が何処までを言うのか？　健康を維持するのに何が必要なのか？　何が最善なのかが判断が付かなくなります。

　そうして、曖昧なままに病気を心配し、予防と称して医者に関わる人が増えるのです。　この事は、役所や裁判の手続きでも言えます。　手続きを難しくして庶民が携われなくしてしまえば、弁護士や資格者の仕事が増えると言う訳です。

　裁判でも、冤罪を避ける為と称して時間や審議の回数を増やせば増やすほど、彼らの仕事が増えるのです。　違法と合法の間に脱法などというグレーを作れば、良いのか悪いのか判断が難しくなります。

　こうした社会のシステムは、何処をみても多重化して複雑になるばかりです。　簡素化は、その中で働く者の仕事を減らすのです。　だから一方的に、グレーが増えるばかりの世の中です。

　しかし、何事も程度問題です。　国土も狭く、資源も無く、働き蜂を増やすには止むを得ない施策とも言えますが、程度を超えると大きな負担になるばかりです。

　人口を増やし過ぎると、国を維持するエネルギーも膨大になります。　過ぎたるは、及ばざるが如しで、ほどほどにして置かないと手に負えなくなるのです。

　日本は、既に過大人口です。　少子化や人口減も必要悪と考えるべきで大いに歓迎すべきです。　グレーを減らし世の中を、もう少し簡素化して、曖昧な部分を減らすのが繁栄の近道です。

　社会システムに関しても、多くの国民に役立つようにするには、グレーを減らさないと出来ません。　こういった将来を見据えた考えに至らないのは、人間がエゴから抜け出せないのが原因です。
　

ちょっと足りない安倍の”お手柄志向”

　戦後の日本政治の傾向です。　その代表のような安倍氏！　国民や国家のことなど二の次で、周りから突き上げられ、振り回されて手柄に縋りつく現状です。

　総理として名を残し、憲法改正を手柄にしたいという下心です。　日本や日本国民の為になるかなど、どうでも良い！　つまり、典型的なエゴイストです。

　周りの政治家も、取り巻きも同じ種類の人物ばかりです。　拉致や基地の問題でも皆、手柄を手にしたい連中ばかりです。　だから逆に、進展も解決も見られません。

　今の日本では、この流れが全てに繋がっています。　だから一般の国民は絶えず、蚊帳の外！　国会の審議の大半も、この流れの中で進んでいます。

　結果、何処を見ても論功行賞で評価されます。　お上や上司の役に立ったら評価されるという現実です。　国の為や、国民の為など次の、また次にしか評価されません。

　日本では、高い志や理想など、糞の蓋にもなりません。　幼い頃から目先だけで、上司の機嫌取りが上手な人間が重宝に扱われます。　本当に優秀な人間は疎外されるのです。

　サッカーの世界でも秀でた選手は、仲間外れ状態です。　プロ野球さえ同様です。　だから皆、海外に活躍の場を求めます。

　安倍氏は軽薄ですから、今の選択が最善に思え、これが歴史に名を残す唯一の道と教え込まれているのです。　自民党が絶対多数を手にした今しか、チャンスは無いと意気込んでいるのです。

　こういう総理に付いていくしかない日本国民が問題で、今後は格差が拡がるばかりです。　そして民衆のストレスは増大するばかりです。

　いずれ、爆発するところまで行きます。　そこまで行かないと過ちに気付けないのが、軽薄者の哀れです！！　懲りない日本人の繰り返しですね！！