韓ドラにあって、日本に無いもの！

　いつの時代も同じである。　見えない人には見えません。　持ち合わせない者には、解らないものです。　ドラマの中だけではありません。

　国家の姿にも、同様の事が言えますし、個人の世界も同じです。　この在る無しは、途轍もなく大きな違いです。　日本人には、日本のドラマには無いのは何か？

　宗教心と言うか、感性と言うか？　ロマン？　そうです、心そのものです。

　感じる事が出来る人にしか解りません。　日本人にも本当は心が在るのです。　だから、何となく韓ドラに惹かれる人が沢山居ます。　ところが、その感性を育てるような教育を受けていないし、感じているような環境が無いのです。

　目先の結果だけでは見えません。　しかし、目先しか見えない日本人ばかりの日本では、自分達が優れていて、いつまでも自分達が優秀で豊かなままで居られるとしか思えないのです。

　数千年の歴史でも、栄えた国と滅びた国。　今も尚、栄えた状態を維持できている国と様々です。　はっきり言えば、物と金ばかりしか豊になってない国は、いずれ滅びるのです。

　ところが、無限なるものが無いように、永遠に続く国もありません。　限りなく永遠に繁栄が続くような努力の問題です。

　イギリス王国が今も世界に君臨しているのには、明確な理由があるのです。　ユダヤやイスラムが、そしてアメリカやロシア、中国がイガミ合い、憎しみ合っているのを瞭然と眺めているのがイギリスです。

　日本が世界に、その存在を認められるようになって百数十年！　この間、一時的に隆盛を見せながら、後には叩きのめされ、再び立ち直って再び奈落の底に堕ちようとしています。

　日本には、イギリスのような長く隆盛を維持出来る要素が備わっていません。　その要素の中で最も必要な心の問題です。

　日本のドラマを御覧なさい。　面白、可笑しく作り上げられていますが、ドロドロ、グチャグチャばかりで深みや厚みがありません。　虚しいばかりの酒飲みの趣向です。

　こういう世相では優秀な人材が育たないのです。　国民の心に大切なものが育つ教育や報道が必要なのです。　ところが今の日本の指導者達には、その心が無いのです。

　ここに大きな違いがあり、将来に大きな差が出るのです。

　皆さんには、理解して頂けるでしょうか？　無理かも知れません！！

脱法が危険に換わって薬物は、どう変わる？

　関係者の良識が疑われます。　呼び名を変えただけで、何も変わらない薬物問題！

　撲滅なんて全く、頭に無く、口先だけのパフォーマンスです。　違法なのか、合法なのか、ハッキリさせろ！と言いたいです。　グレーのままでは、薬物の災いは増大でするばかりです。

　日本の政治や経済の社会には、数多い方便です。　本当に撲滅しようと言うなら、施策は幾らでもあるはずです。　取り敢えず、撲滅を謳い文句に素振りだけというのが実情です。

　危険ドラッグとは、何なのか？　一般に薬品を扱う店舗をドラッグストアーって言います。　ドラッグそのものは薬という意味です。　危険な薬というなら、劇薬とか、危険物として特別な資格が無ければ扱う事さえ出来ないはずです。

　曖昧な表現で、グレーとして市場に出回ると言う出鱈目さです。　それでも、市場に存在するとすれば商売の対象には成る訳です。

　完全に、市場から疎外してしまえば、扱う商品が減ることになります。　如何に害があろうと市場を狭めるようなことはしないのが日本です。　日本では生産性が全てです。

　悪であろうと、危険であろうと、必要悪として受け入れさせる風土です。　病気が増えれば、医者や病院の仕事が増えるから、それで善し、というやつです。　薬も売れて、医療界が潤うから悪くはない。

　脱法だろうと、危険だろうと在ることに価値が在る。　事故も病気も無くては商売にならない輩が多過ぎるのです。　日本に在る全ての存在の３分の１は、必要悪です。

　１億２５００万人が生きるには、悪であろうが、危険であろうが多くて大きい事が最善だと考える強欲人間の集団です。