hisakunnのブログ

日米の民主主義崩壊

気になる逆転現象!

2015-05-12 02:56:29 | 日記
皆さんは気になりませんか?
世界の、あらゆる機関、制度が逆転機能の現状にあります。

例えば、ユネスコやWHOと言った機関が、世界遺産を選定したり、何処かの組織を特定して選考する時、現代では、その基準となる要素は、殆どの場合選考する側にとって最も都合の良い対象を選びます。

基本的には、機関の主旨に添った価値感に依り選考されるべき対象が、時と共に変貌するのです。

その機関や組織に属する者の都合です。 時には人間関係に依り時には、損得勘定に由って変わるのです。

その場合、選定機会の数が必然的に増えます。
近年、世界遺産の数が増え、ノーベル賞の受賞者が多数になっているのは、そこに原因があるのです。賞をやるから喜べ、選定してやるから感謝しろって言われているように感じませんか?

こういう表彰制度が、多重化し評価を落とす結果になっています。
受賞する側も、それを承知の上で歓喜しているのが現状です。

ある意味、お祭りの行事のように受け止めれば寧ろ、喜ばしい事として考える人も居るようですが、本来の表彰制度や評価基準を考えるなら、希少である事にこそ価値が認められるべきでしょう!

オリンビック初め、数ある催しに、この傾向が強くなっています。
ですから当事者は、日本で言う”おもてなし”に期待するようになる訳です。
特に日本のように、表彰や資格を重要視する国では相乗的に、この傾向を強めます。
確かに、日本では資格や地位が物を言います。

私は、皮肉れ者ですから、誰かや何処かから、表彰してやると言われれば、私が価値を認めない相手に、表彰してやると言われても、嬉しくないし断るでしょう!

国から表彰されるより、幼い子供から、おじいちゃん有り難うと言われる方が余程、嬉しいです。
この子たちには、損得勘定が無いからです。
感謝や歓喜の感情には、損得はありません。

現代の表彰や奨励の背景には、私利私欲が蠢いています。
そうして、受賞の為には手段を選ばないような連中も増えています。

文化や芸術、スポーツまで汚れて来ているのです。
もっと、純粋で美しいものを欲しています。
本当に美しいもの、素晴らしいものが他にあるような気がしてなりません!

皆さんは、何が嬉しいですか? 何を誉めて欲しいですか?

日々、劣化する民主主義国家、日本!

2015-05-12 00:06:16 | 日記
国民の劣化も激しいが俗に言われる有識者の劣化が極めて目立ちます。

この傾向は何処から来るのでしょうか?
色々な面で、機構や機関の仕組みや制度が巧みに改悪された結果、人間が益々、横着になり怠慢を繰り返すようになるのです。

特に目立つのが国会や地方議会です。
新たに出て来る法案や提案の大半に、悪巧みが含まれています。

表面や口先では体裁良く取り繕い、関心の薄い国民、市民を手な付けます。

選挙制度から、議会の報酬、税金の使い道まで都合良く変えてしまっています。
こう言った機構や機関の疲弊は、科学や教育の世界にも見受けられる傾向です。 電波や映像を操る社会でも見受けられます。

例えば、最近話題のドローンでも、使い方次第では相当に危険性を含んでいます。 科学や医学が発展したと言いますが、その裏には、莫大な弊害も隠れていたのです。

戦後の高度成長時代に、企業が公害を撒き散らしたのと同じか、それ以上にデメリットを含んでいるのが発展です。

人間は、何となく都合の悪い部分は隠したり、目を反らしたりするものです。
目先に得があれば、その先の損には目を瞑ってしまい勝ちです。

このようにして、機関や精度は一定の時期を経ると疲弊し劣化するものです。
それでも、人間は容易に劣化を認めようとはしません。それが人間の習性です。

日本の現状が、どれだけ、この極みの状態なのか?
この面の象徴が議会制度であり、議員制度です。 本来、ボランティアや奉仕で在るべき議員の務めを職業化し、議員の都合良く改悪して来たのが日本の議会です。

この劣化は、あらゆる方面に蔓延しています。
皆さんは、社会に対しても自分に対しても、甘やかしているのです。

人間の性善説とか性悪説とかで片付けてはいけません。 自らを厳しく律するという気持ちが無ければ、公職に就くべきではないし、人の上に立つべきでもありません。

この劣化に歯止めが掛からない限り日本は進化出来ません。
今こそ、日本を見直す時です。 皆さんは、そう思いませんか?