hisakunnのブログ

日米の民主主義崩壊

中東問題、本質を誤魔化す欧米の大国!

2018-05-16 00:04:22 | 日記
前から、このブログでも記しているように、大国の首脳達は過去の自分達の過ちを、きちんと検証していません。

誰もが決して忘れた訳ではないから、敢えて蓋をしているに違いありません。 イスラエル、パレスチナの問題の根底にあるのは、大戦後のイギリスの二枚舌があります。

現在のイスラエルの地域を、パレスチナとイスラエルの双方に、お前達の国土だと伝えたことにあります。中心に居たのはイギリスです。

根底に宗教の聖地が、そこに在ることを承知の上で軽率に双方に国土と伝えた訳です。以来、ずっとイスラエルとパレスチナは争いを続けて来ました。

過去の歴史の中でも繰り返された憎しみの連鎖は、ここから一層、激しさを増したのです。

このイスラエルとパレスチナの衝突に拍車を掛けたのが、今回のトランプ大統領です。国連を我が物顔で悪用するアメリカです。

ユダヤ側のイスラエルには核兵器もミサイルも容認し、パレスチナ側のイランの核兵器やミサイルは排除を迫るという不公平さです。

そうして今回の國際協調を無視した、大使館の移転問題です。エルサレムをイスラエルの首都としてアメリカが世界に強行した行動に、イスラム側、即ちパレスチナ側が大きく反発を高めた訳です。

根底にある問題に蓋をして、大国のゴリ押しを中間選挙対策として、この問題を利用しようとしているのがトランプ大統領です。

そうして、パレスチナとイスラエルの衝突は激しさを増しています。一方には歴然と核兵器を持っているイスラエルが居ます。 万が一、窮地に陥ったら核兵器の使用も有り得ます。

果たして、今のEUや国連に治める力が有るでしょうか?