アメリカ社会に潜むエゴを自由と誤解する感性の醜さには全く、目を向けることはなく、ひたすら自分以外の何かを責める国民性が、そこに在ることに気付くべきではないでしょうか?
そんな中で、大坂なおみさんの謙虚な態度を称賛するのも人間のエゴに過ぎません。
人間の中に在る弱者を労る心や、謙虚さを好む感性に民衆が浸るのも、人間のエゴなのです。
学ぶべきは、アメリカの協会やメディアばかりではないでしょう!この100年余りのアメリカは正に、エゴの権現であったのです。
アメリカばかりではありません。日本の社会も全く同じ過ちを繰り返して来たのです。
人間が、どう在るべきか? 社会がどう在るべきか?国がどう在るべきか?政治がどう在るべきか?なんて、考えても来なかったのが世界です。
このテニスの大会から、そして大坂なおみさんから学ぶべき事が沢山あります。
今のアメリカでは、メディアも協会も観衆も互いに、エゴをぶつけ合っているに過ぎません。
内部に潜むストレスを解消する対象として、テニスをウィリアムズを使っているに過ぎません。
それだけアメリカは病んでいるのですが、そこから学ぶチャンスがあるだけ未だ、増しかも知れません。
日本のように、ここから学ぶチャンスさえ無い国も在るのです。大坂なおみさんの頑張りの上に、胡座を掻いて浮かれるしかない日本の国民性は、悲劇の象徴でしょう!
正に奢れる者、久しからずを地で行っていますね! 真似るばかりで学ぶことを忘れたカナリアですね!
ただ、素晴らしかったのが大坂なおみさんであることは間違いありません❗大いに讃えたいと思います。