hisakunnのブログ

日米の民主主義崩壊

ボランティアの持つ意味!

2018-09-16 00:03:34 | 日記

ボランティアは何処までも、人民の社会奉仕に過ぎません。国にも、社会にも、それぞれに役割と責任があります。

何事も過ぎたるは及ばざるが如しです。社会奉仕とは、あくまでも善意であり、それ以上の何物でもないし、在ってはならないのです。

事故や災害が起きた時に、仕事でも義務でもなく、人の善意で為される奉仕でしかないはずです。

人の善意とは、その人の日常生活に過大な負担や支障を掛けるものであってはなりません。

現在の日本でボランティアに参加する人は、自分や自分の周囲に何のふたんも掛けず、過大な負担も無くボランティアに参加しているのでしょうか?

何故かと言えば、ボランティアへの参加者は、それほどに暇なのでしょうか?

日頃の町内会の行事でも、参加をしないと口煩く言われるからと仕方なく参加する人も多いと聞きます。

周辺のゴミ拾いや溝掃除をして家に帰って見れば、我が家はゴミ屋敷状態であったとも言います。

本来、地震や災害時には国や役所には為すべき仕事が沢山在るはずです。国や役所が、その役割を十分に果たした上に、国民や市民の協力をお願いするのが奉仕であり、ボランティアのはずです。

今の日本を見ていると、国や役所は最低の役割を果たさず、ボランティアや奉仕を負担させる傾向が強いように思います。

国の予算の無駄や、過大な人件費には手を着けず、予算の使い道は決まっているから、救済や復興に掛ける資金は不十分だからボランティアに頼ると言う方便を使うのです。

全ては、バランスの問題です。本末転倒や逆転現象のボランティア重視は、政治や行政を腐敗させます。

綺麗事の裏で、人間の善意に胡座を掻いている連中が日本には、如何に多いのか?

善意に自己満足して社会に奉仕していると思うのは、人間の奢りに過ぎないことを知るべきです!