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スプリット ディオクレティアヌス宮殿

2008年08月08日 23時59分59秒 | Croatia'08
7月3日(木)18:15 ディオクレティアヌス宮殿

世界遺産・宮殿地下の見学です。
世界ふれあい街歩き』でスプリット編の時もここから始まってましたよ♪

もともとローマ皇帝ディオクレティアヌス(245?~316年)の宮殿であったが、
その後、ローマ帝国が滅亡し、異民族が大挙して入り込んできた7世紀、
近郊のサロナから追われて来た人が宮殿の上部に住居を建て、住み付いたのが今の基礎。

“サロナ”はもと“ディオクレア”と言い、ディオクレティアヌス皇帝の故郷。
皇帝が政界引退後の隠居の場として故郷近くに宮殿を建てた。


宮殿の地下は、中世に食料庫として使われたり、ここ↑はゴミ捨て場であったり・・・
地下はほとんどこの写真のようにゴミで埋まっていたのをまた綺麗にして
今はこうした博物館としての展示や、商店として利用されている。




少々ボケて見づらいですが、この木は当時、梁のように渡されていたのだそう。


宮殿ではスフィンクスをいくつか見ることができるが、
これはディオクレティアヌス皇帝がエジプト遠征から持ち帰ったもの。
征服したエジブトの象徴でもあるスフィンクスは、頭を破壊されています。


これはワインを造る道具だった気がします。→訂正です。オリーブオイル圧搾の道具だったようです。(by一緒に行った友人)


大ホール
そもそもこの地下は地盤沈下によって地下になってしまったもので、そもそもは1階。
1階は倉庫や使用人がいたところですが、2階部分が出来るまでは皇帝も1階に澄んでいたのだそう。
現在は、2階が人々の住居になっているので見学することは難しいですが、
1階も2階もまったく同じ構造。この大ホールも違いは支える柱の数ぐらいらしいです。


ローマ時代のテーブル
台に載っていますが、テーブルはこの上の石部分だけです。
なんとローマ時代は、寝そべって食事をしていたのだとか。
たくさん食べられるように胃を横にするためらしい。
そして・・・いっぱいになったら出してまた食べるらしい。
その掃除をしやすいようにテーブルも斜めになっています。(お食事中の方、ごめんなさい


2階部分の住居を見上げて。
綺麗に修復されていますが、世界遺産なのでなかなか綺麗に出来ないらしい。
この実際に住んでいる人達を含めて、世界遺産なのです


当時の装飾が残る石の破片が無造作に置かれていたりもします。
こんな感じで、宮殿の地下ツアーは終了~
コメント
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