ふうせんのホームページ

合唱とパソコンを趣味として、つれづれなるままに、書き連ねます。

休符

2009-12-14 09:45:28 | 日記
休符は休みと言われる。

信号待ちをしているのに似ている。
信号が青になるのを待つのに、交差している車の信号を見ていて、
歩き出そうとしたり、逆に歩行者側は青なのに立ち止まってしまう
ことがある。

赤信号で止まっていても、歩行者信号が青になるのを見ているだけの
こともあるし、急いでいるときは、交差している信号を見てあと1分くらいかな
と予想することもある。

休符もただの休みにあらず。

他のパートを聞いて拍を数える時もあるし、指揮者の合図を今か今かと待つことも
ある。

どの場合も、ポケッとしてはいられない。
出だしがフォルテだったり、自パートだけが出るのだったり、ユニゾンかなど
で出だしの息の準備をどこからやるかを、考えたり、で、おしゃべりをしている
暇はないと思っている。

フォルテの意識を持たなかったりして準備に失敗すると、音がたよりなかったり
安定しない音になってしまう。

拍を数えるのにも、頭を動かさずに頭のなかだけで数えなければならない。
時には、数えるより他のパートの旋律を聞いて、和音を合わせたり、というときも
ある。

合唱だから、合わせるのが基本。
日本人は、結構これが苦手らしい。

合唱のレベルが上がっている。
と言われているが、音楽を学んで技術があがっていても、外国の合唱の歴史のある
お国からすると、和音への意識が低いのだそうだ。

休符への意識の低さもかかわりがあるかもしれない。