ふうせんのホームページ

合唱とパソコンを趣味として、つれづれなるままに、書き連ねます。

起動時間

2012-03-09 11:14:38 | 日記

95マシンみたいだなぁと、思った。

合唱の練習で、会場に集まる。

指導者が、団員の前に立ち、「それでは、始めます」ということもある。

アンサンブル練習や、音取りに前に、発声練習が入ることもある。

発声練習が始まっても、スタッフは、ともかく、何やらおしゃべりしていて、発声練習に

すぐ参加しないこともある。

この発声練習も団によって、かける時間は様々。

5分以内の所もあれば10分程度、30分かけるところも。

同じ指導者で週に2、3回とか同じ様な顔ぶれだったりすると、発声を略すことも。

そうして、その日の練習に入るのだが、どの団でも、団員の起動が遅いといつも感じる。

指導者が、団員の前に立って、楽譜を広げ出しても、椅子に座ったままの団員がほとんど。

指導者がどの曲をするかを聞いてから、楽譜を用意する人が大半。

何曲も練習している時は、曲が変わるごとに、楽譜も取り換えることになるが、その取り換え時間も

結構かかる。

1週間後に本番。曲順が発表されていても、何冊かの楽譜になっている人もちらほら。

なので、音取りの段階では、製本している人が皆無に近いのは、わかるが、すっと取り出せるように

する気がない。

「何々をします」という指導者の声で、秒単位で用意できないのは、ポリシ―に反するので、

練習前に、すぐ取り出せるように、準備すことにしている。

けれども、他の人で、準備万端に人は少ないようだ。

初めて所属した、団の時。

楽譜に、自分の歌うパートをマーカーしている人。

インデックスを付けている人。

が、何人もいた。

本番が近付くと、演奏順が決まり、団員に伝えられると、抜粋の時は、コピーを取ったりして、コンパクトに加工して製本する人が何人もいた。

そういえば、その団では、起動時間が短かったように思う。

通常、2時間の練習の場合、合間に10分か15分の休憩が入る。

発声練習から始まる場合、実質的な練習時間は、95分ほどになる。

起動時間が5分かかると、2回あるので、10分のマイナス。

よって、85分。

指導者の謝礼が1時間1万円の場合。

35分×166円=5810円が本来の目的に使われない時間になる。

以前、ある合唱団に在籍していた時、

「マエストロに、発声練習をしてもらうなんて、もったいないこと」といった団長がいた。

この数字、決して小さいことではない。

月に4回で1年では、278,880円になります。