ふうせんのホームページ

合唱とパソコンを趣味として、つれづれなるままに、書き連ねます。

しつけと虐待

2012-05-11 12:27:50 | 日記

しつけと称する虐待は、撲滅は難しい。

児相なども、各家庭の内情を知り、適切な判断をするのには、難しい。

「あざがあった」「怪我や様子が不自然」から「虐待が疑われる」となるのは、

簡単なものではないだろう。

寒空に放置して凍傷を負わされた子ども。

しつけと称されて、暴力を受けて意識不明になったり、骨折したり。

子どもの受難はひどくなってしまってから、陽の目を見る。

こどもは、親などから、虐待を受けて育つと、トラウマになったり、家庭を持つと、

我が子へ、暴力をふるうようになるという。

連鎖する。

DVもそうだが、弱者への、虐待は、言いようのない思いに駆られる。

防げないことへの自分へのいら立ち、無力感、無念な思いで命を落としていっただろう、被害者に、ねぎらいの言葉もみつからない。

高校生の頃、現国の教師が、学生に問うた。

「性善説を信じる人は?」大方の学生が手を挙げた。

「みんな、幸せなんだね」と先生。

性善説を疑わないでいられるのは、幸せな人だけかもしれない。