民話に、毎夜、餅がふってきるので、毎日遊び暮らしていたこどもが、ある時、
食べきれない餅をとっておくことを考えた。
すると、月の神は「神を信じていないのか」と怒ってその後、餅が降らなくなって
しまった。
腹をすかせたこどもは、海へ出かけて行って、貝や魚をとって食べるようになり、
神に感謝するようになったという話があるそうな。
時折、神が怒ったとか「逆鱗に触れた」と、罰を受ける民の話がある。
神は、慈悲深いという言葉もあるが、怒りに触れて、それから「・・・・・・になった」
という話もある。