ふうせんのホームページ

合唱とパソコンを趣味として、つれづれなるままに、書き連ねます。

言葉

2012-05-16 15:32:16 | 日記

言葉は便利だけど、万能ではない。

 

言葉で表現される、もののなかには、誤解を受け易い言葉や、的を得ていない言葉

や、様々ある。

誤解を受けやすいトップにありそうなのが病名だろう。

そんな表現は、どうかと思ったこともあるし、イメージが良くないなと思ったことも

ある。

以前、テレビに子守りをさせると、病気になるとか、感染しないのに伝染すると

人は、勝手に解釈することがある。

手塚治虫の漫画にあったが、必要もないのに隔離されたり、もっとひどい目に会った人々が

最近まで現存していた。

正しい、判断。正しい知識は必要なのだが、なかなか手強い。

大きな誤解をして、差別する人を見ると、言いようのない思いに駆られる。

差別を受ける人にもなりたくないが、差別をする人間にはなるまいと、肝に銘じて

いるのだが、心の奥深くにひそむ差別の芽を時折感じることがある。

先日、

知人に会話のなかに

「父兄」という言葉があった。

何カ月も前にも耳にした言葉だったし、

「今は、保護者って言うんだよ」

30年くらい前に、2,30代の人が口にしていたのを思い出す。

それから、30年は経っているはずなのに、いまだに「父兄」と

30代くらいがいる。

配偶者を「嫁」と呼ぶ男性も時折耳にする。

「夫を主人と呼ぶのはやめよう」と言う言葉をもう、だいぶ前に耳に

したが、これも、なくならない。

刷り込みは、再生産される。

この刷り込みの威力は侮れない。

少し前に「ダーリンは外国人」という漫画がブームになっていたが、最近は下火か。

もう少し、風が吹いてくれると有難いもの。