あちこちの、合唱団に顔を出すと、懐かしい顔に出会ったり、新たな経験をしたり、
学ぶことも多い。
1月から6月まで、限定の合唱に参加した。
経験者が多い合唱団は、呑み込みが早い。新しい顔が入ってくるたびに、
同じ指摘を受けるというのも、不思議だった。
皆がつまずくところ、パートによっても、苦手とするところが違うことんも
あるらしいが、顔ぶれに新人さんがくると、同じようなところで、同じ指摘を受けるというのも
不思議だった。
慣れてる人は、過去の演奏で、歌ってしまうということか。
慣れた歌が、指揮者の違いによる変更点は、難題の時がある。
前日のリハーサル、当日の、リハでも起こった相違点は、本番ではようやく、クリアされた。
指揮者が、胸元で小さく拍手をしてくれ、投げキッスもあった。
小さな、問題は多々あったが、おおむねよく仕上がったようだ。
久しぶりに足先にまで、力が入り、帰宅の電車は、遠回りの座れる経路を選んだ。
いつもなら、疲労も心地よいことがあるのだが、今回は、疲労感が少し勝っている。
本番を経て、また少し成長できた、自分に、拍手。
本番を減るのが一番、成長できると改めて思う。