合唱の場合の練習の流れというものは、団員の人数。
経験者と非経験者の割合。
ソリストが何人くらい入るか。楽器の構成はフルオケか、小編成の管弦楽か、等々の構成。
演奏会場の様子等々。
など、様々な要因によって、団員のスキルの状態、練習期間や団員の練習態度。
など、様々な要因などによって、効率の良い練習がどのくらいできるか、などによっても変わってきます。
一般的な1年かけての練習時間の場合のサンプルを描いてみました。
4月~7月 準備期間
音取り・音源での確認・意味など曲の解釈や背景などを知る
8月~11月 アンサンブルの充実期
音合わせ・歌いこみ・パートを超えたアンサンブルの確立
12月~3月 本番に向けて 仕上げ期間
団としての調和、指揮者との呼吸の確立
指導者やスタッフは、練習の進み具合を常にチェックし、様子をみながら軌道修正を試みながらのスケジュールになろうかと思います。
団員の得手、不得手も視野に入れておく必要がでることもあります。
先、先を見越して、スケジュールを立てて、進捗状況を把握しながら進めていけば、最高の演奏会を迎えることができるはずです。
あとは、宥めたり、励ましたり、時には叱咤激励したりしながら、最大の演奏を目指して進みましょう。
どうにも、狙い通りに進まなかったら、検証しながら、時には、方法を変えるなどして、高みを目指しましょう。
団員に直接、言葉をかける必要なことがでるかもしれません。
そういう時は、率直に、またはほめて、持ち上げて、ペースアップをはかりましょう。
自分では言いにくいとか、聞いてもらえそうもないとかいうときは、説得力のある者に言ってもらうとか、あの人がこう言ってたとかの技を使うのも一つの手になります。
やって欲しかったら、「ほめてたたえて、その気にさせる」