今日の官報に、、悲しい記事があった。
人はいつしか、生を受け。成長する。
そして、いつかその命は終わる。
よく、見る海外ドラマは、よく人の死が出てくる。
ドラマだから、死んでいく者。
殺された者。
それは、様々あっても単なるドラマ。
しかし、ながら、時折、ドラマとわかっているのに、・・・・ということがある。
怪我したり、傷ついても、「可愛そうに」と思ったり。
目頭が熱くなったり。
怒りがこみ上げたり。
そんなドラマで、死期をさとった、女性が、死ぬまでにやりたいことをA5くらいの紙に書いた。
それを、毎日のように実行していく。
そして、ある日長男に看取られながら突然と亡くなってしまう。
ベッドの脇に残された紙切れには、やりたいことが何項目もあって、ほとんどが線でマークされている。
最期に一つの残った「やりたいこと」の線がひかれていない項目。
それは「高い山に登る」だった。
そのリストを見た息子は、妹と、孫と一緒に母の亡骸の入った壺を背負って、山に登っていく。
という内容のドラマだった。
実話のドキュメンタリーでもない。
唯のドラマ。
それなのに、涙がこぼれてしまった。
そして、いつもの習慣にしている「官報」をチェックした。
今日も「行旅死亡人」があった。
こちらは、ドラマではない。
現実にあったこと。
そして、ある日、ある時。
そっと、死んでいった者の、記事。
今日の記事は、いつもより長かった。
そして、先のドラマを思い出して、余計に悲しみが膨らんだ。
そして、ブログの記事に是非とも加えたいと思った。
人は、色々な生まれ方をする。
ひっそりと、あるいは周りから祝福されながら。
あるいは、疎まれながら年を重ねる命もある。
悲しかったり、苦しかったりを繰り返す者もいる。
一人ひとり様々な人生を歩んでいく。
そして死んでいくのも様々ある。
結論のでない、思いが頭の中を横切っていく。