労働時間調査、2割が不適正
http://www.saga-s.co.jp/articles/-/217049
記事抜粋ーーーーーーーーーーーーー
厚生労働省の労働時間調査で異常値が多数見つかった問題で、厚労省が裁量労働制ではなく一般労働者の働いた時間に関するデータを精査する過程で、異常値や誤記の見つかった計約2500事業所を除外していたことが14日、関係者への取材で分かった。
厚労省は15日に衆院厚労委員会理事会に精査結果を提出する方針だが、調査対象の1万1575事業所の約2割が除外を余儀なくされた格好で、調査そのものの妥当性に疑問の声が上がりそうだ。
だいたい、調査というモノは、一部にしか過ぎない。
全部は時間がかかるし、抽出することは、妥当なはず。
しかし、大きな目のざるでは、零れ落ちるほうが多くなる。
抽出の仕方で、結果は大きく変わることもある。
不適正なものを不適正な調査でいくら、調査しても、把握はできない。