旧:鳳凰堂のランダムウォーカー <伏見の光>

2019.4.22以降、新規の主要な記事は新サイト「fusiminohikaru.net」
で書いています。 

室生寺と長谷寺、そして龍の住むという場所(8)

2013-11-16 16:45:18 | インターネット・パソコン・デジカメ
屋根のあるところから拝んでくださいということらしいです。
で、川をはさんで、対岸の岸壁の中に「龍穴」があります。


これだと縮尺、実際の大きさのイメージがつかみにくいですが。
しめ縄の張ってある奥が龍穴です。岩の割れ目ですが、別に奥深くまで洞窟になっていたりするわけではない様子です。
で、川は右側から左側に向かって流れています。


龍穴の部分です。


龍穴の少し右側の部分ですが、巨大な岩盤がひと続きになっており、柱状節理的にそれが割れているという感じです。


手前の部分も岩盤。対岸ではなくて川のこちら側。


少し上流の滝から、岩盤の間を水が走り抜けているという感じです。




水がうねりながら流れていく様子そのものが龍を連想させます。




この場所も独特の雰囲気があります。やはり、昔の人がここを特別な場所として神聖視したのはわかるような気がします。

いや、この吉祥龍穴はなかなかよかったです。写真が下手で、うまく伝わらないかと思いますが。

日本では、岩でも木でも水でも、みんな、「神様のよりしろ」みたいな位置づけにしたりしますよね。
それはどうなのかな、ヨーロッパなんかではないことのように思いますが。

で、そういうことが、別に違和感なく受け入れられる感じがするのは、やはり、この「国」で生きているということなんでしょう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

室生寺と長谷寺、そして龍の住むという場所(7)

2013-11-16 13:47:03 | インターネット・パソコン・デジカメ
 龍穴神社の境内です。ここも2回来てますが。
大きな杉の木が多く、独特の雰囲気です。前回来た時に、妙に指先や首筋などにピリビリとするような感覚を覚えたことを思い出しました。今回はそういうことはなかったですが。




 さて、この境内には本殿や社務所などがあるのですが、境内の左側には小さい川が流れています。この川の上流には龍穴という場所があって、そこはこの神社の神域になっているということなのです。

 前の時も気になっていていたのですが、行けていませんでした。
 一応、境内に案内板があるのですが、非常にざっくりとした絵の案内図で、いったいどこからどう行けばいいのかはっきりとはわからず、しかも、行かれる場合は社務所に伝えて、装束を来て行ってくださいというようなことが書かれている。うーん、怪しい場所なのか?。なにか、あまり行ってほしくないみたいな感じも。社務所は閉まっていて誰もいません。日経の記事によれば、神社の管理も大変みたいですね。

 境内の川の脇から行けるのかと思ったけど、そうではないみたい。

 ということで、地元のおばあちゃんがおられたので、道を聞いてみました。200メートルぐらい行って曲がったら行けるとのこと。

 で、歩いていったけど、曲がるところまで、少なくともその倍ぐらいはあったように思います。おばあちゃん、縮尺、距離換算がだいぶ違ってるような・・。ま、いいけど。

 YouTubeで調べたら、ちゃんと動画がありました。以下です。歩いてしか行けないと思っていたら、車で行ける道がついていました。まあ。歩いても片道15分ぐらいだし、そんなに急な坂とかもなかったですが。

 しかし、「龍穴」というだけあって、ここはまさに「穴場」でした(ちょっと笑うとこよ)。室生寺を訪ねる機会があり、車で行かれたのだったら、この龍穴にもぜひ寄ってみてください。車ならそんなに時間もとりませんし、お寺とはまた違った、独特の雰囲気を感じられると思います。

室生龍穴神社と吉祥龍穴 @奈良県宇陀市室生120725


こんな道をどんどんあがっていきます。




でかい岩の塊が結構多いです。そこに木が生えてます。


龍穴の手前の「天の岩戸」。自然石が真ん中から2つに割れてます。うーん、怪しい雰囲気です。

まったく自然のものなんだと思いますが、まあ、昔の人がこの岩を見て何か感じたというのは、なんとなく納得できますね。ここも神社の境内ということになってます。

なんか、土曜ワイド劇場で、犯人が殺す相手を呼び出すような場所です(どんな場所やねん・・・)。

天の岩戸の上にも木が生えてます。土とかないのだけどね。


「吉祥龍穴」の案内がある場所から、急な階段を川の方に降りていきます。


つづくよー。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

室生寺と長谷寺、そして龍の住むという場所(6)

2013-11-16 09:04:35 | インターネット・パソコン・デジカメ

仁王門のあたりまで降りてきました。

 あ、その前に、金堂ですが、有料で拝観すると、チケットホルダーのようなミニクリアファイルみたいなのをくれました。
 これ、十二神将像がプリントされています。ここの十二神将はポーズが色々で面白いです。




 仁王門あたりですが、おりてくると、あたりは銀杏の葉がいっぱい。行きの時はお寺の人がきれいにしていたので落葉の葉っぱは全くなかったのですが。






たくさん、葉っぱがたまっているところも。


これは池の上の葉っぱ。


ということで、室生寺を出て、近くの龍穴神社へ向かいます。
歩いても10分ぐらいですが、次の移動の関係もあるので、車で動きます。神社の前に駐車場があります(無料)。

つづくよー。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする