ソーシャルレンディング わけのわからんものに金は出せませんわ
日経に
「ソーシャルレンディング 高利回り、ネットで投資募集 融資先には延滞・焦げ付きリスクも」
という記事がありました。
一部引用
「案件には期待利回り、募集額、運用期間などの記載があるが、借り手は「A社」「C社」などと匿名
で複数社が表示され投資家が詳細な情報を入手するのは難しい。「貸金業法にある『借り手保護』
が主な理由」(大手運営会社)という。」
「利用にはいくつか注意点がある。融資先は基本的に信用力の問題で銀行から融資を受けられない
企業なので、貸し倒れリスクは比較的高い。
ある運営会社の代表は「焦げ付き、延滞は発生しうる」と明言する。」
「「みんなのクレジット」は3月、金融庁から1カ月間の業務停止命令と業務改善命令処分を受けた。
金融庁によるとウェブサイト上で複数に貸し付けを予定しているよう装いつつ、実際は親会社グル
ープに資金を集中させていた。石川貴教弁護士は
「高利回り商品は高リスクなのが基本。運営会社の経営実態もよく見たい」と話す。」
ブログでは、実際に投資しているという話題も散見されます。
しかし、上記のような情報開示が不徹底な状態では、個人的にはとてもではないけれど、投資を検討
しようという気にすらなりませんわ。
まあ、好き好きではあるのでしょうけど、「みんなのクレジット」の処分は別にしても、
個人的には、よくこの状況でお金を出せますねという感じがします。
ソーシャルレンディングの意義とか意味はそれなりにはわかります。
しかし、現状的にはクラウドファンディングと言われる「セキュリテ」なんかの方がまだよい。
投資対象が明確です。それなりにリスクをとっても応援したいものがあるかもしれない。
【Fundinno】株式投資型- クラウドファンディングサービスも投資対象が明確な点はいいです。
映画「この世界の片隅に」なんかも、出資があったから映画が完成して私たちも見ることができた
わけですしね。
ただ、これらも当然ハイリスクです。上場企業のような基盤があるわけでもなく、事業が成功する
保障はなにもないです。最悪、出資額は全損となる可能性があるとの認識は必要です。
それは上場企業でもそうですが、その可能性は相対的に高いもので、多くはそのリスクに見合ったリターン
というのは得られないのではないかなー。
現状のソーシャルレンディングについては、まず、どこにどういう形で貸しているのか、さっぱりわか
らない。だから、これは、ある意味当然、「不正」の温床になりうるでしょう。
これでは信用リスクについて判断のしようがないです。信用リスクについて判断のしようがないという
ことはどれだけのリターンを求めるのが適当かもわからないということですね。
アメリカなどのジャンク・ボンドへの投資でも、これよりは情報開示はちゃんとされてる場合が多いのでは?。
じゃあ、運営会社は?。「運営会社の経営実態もよく見たい」といっても、実際、これはどう個人が判断
すればいいの?。明らかな不正が表に出ないと、そんなのわからないのでは?。
まあ、君子じゃなくても、危うき(不明なこと)には近寄らず。
そこそこのリターンなら、上場しているREITで信用度が高いものか、あるいは、REITのETFでも買えばと
思います。
以前の安愚楽牧場なんかも、単純に「あー、肉がもらえていいね」とは思いましたが、これ、会社として
どうなのかよくわからんねーということでスルーしてました。まあ、それと似た感じです。
同様に、赤字の創薬関係の企業のIPOもスルーしています。これ、以前はVCが投資するレベルだったものが
上場できるようになったという感じで、無論、可能性としては「一発」というのもありうるのでしょうけど、
その可能性というのは非常に低いのが実際でしょう。
ということで、ま、それなりに自分で納得できるようなものに投資しましょうねということです。
日経に
「ソーシャルレンディング 高利回り、ネットで投資募集 融資先には延滞・焦げ付きリスクも」
という記事がありました。
一部引用
「案件には期待利回り、募集額、運用期間などの記載があるが、借り手は「A社」「C社」などと匿名
で複数社が表示され投資家が詳細な情報を入手するのは難しい。「貸金業法にある『借り手保護』
が主な理由」(大手運営会社)という。」
「利用にはいくつか注意点がある。融資先は基本的に信用力の問題で銀行から融資を受けられない
企業なので、貸し倒れリスクは比較的高い。
ある運営会社の代表は「焦げ付き、延滞は発生しうる」と明言する。」
「「みんなのクレジット」は3月、金融庁から1カ月間の業務停止命令と業務改善命令処分を受けた。
金融庁によるとウェブサイト上で複数に貸し付けを予定しているよう装いつつ、実際は親会社グル
ープに資金を集中させていた。石川貴教弁護士は
「高利回り商品は高リスクなのが基本。運営会社の経営実態もよく見たい」と話す。」
ブログでは、実際に投資しているという話題も散見されます。
しかし、上記のような情報開示が不徹底な状態では、個人的にはとてもではないけれど、投資を検討
しようという気にすらなりませんわ。
まあ、好き好きではあるのでしょうけど、「みんなのクレジット」の処分は別にしても、
個人的には、よくこの状況でお金を出せますねという感じがします。
ソーシャルレンディングの意義とか意味はそれなりにはわかります。
しかし、現状的にはクラウドファンディングと言われる「セキュリテ」なんかの方がまだよい。
投資対象が明確です。それなりにリスクをとっても応援したいものがあるかもしれない。
【Fundinno】株式投資型- クラウドファンディングサービスも投資対象が明確な点はいいです。
映画「この世界の片隅に」なんかも、出資があったから映画が完成して私たちも見ることができた
わけですしね。
ただ、これらも当然ハイリスクです。上場企業のような基盤があるわけでもなく、事業が成功する
保障はなにもないです。最悪、出資額は全損となる可能性があるとの認識は必要です。
それは上場企業でもそうですが、その可能性は相対的に高いもので、多くはそのリスクに見合ったリターン
というのは得られないのではないかなー。
現状のソーシャルレンディングについては、まず、どこにどういう形で貸しているのか、さっぱりわか
らない。だから、これは、ある意味当然、「不正」の温床になりうるでしょう。
これでは信用リスクについて判断のしようがないです。信用リスクについて判断のしようがないという
ことはどれだけのリターンを求めるのが適当かもわからないということですね。
アメリカなどのジャンク・ボンドへの投資でも、これよりは情報開示はちゃんとされてる場合が多いのでは?。
じゃあ、運営会社は?。「運営会社の経営実態もよく見たい」といっても、実際、これはどう個人が判断
すればいいの?。明らかな不正が表に出ないと、そんなのわからないのでは?。
まあ、君子じゃなくても、危うき(不明なこと)には近寄らず。
そこそこのリターンなら、上場しているREITで信用度が高いものか、あるいは、REITのETFでも買えばと
思います。
以前の安愚楽牧場なんかも、単純に「あー、肉がもらえていいね」とは思いましたが、これ、会社として
どうなのかよくわからんねーということでスルーしてました。まあ、それと似た感じです。
同様に、赤字の創薬関係の企業のIPOもスルーしています。これ、以前はVCが投資するレベルだったものが
上場できるようになったという感じで、無論、可能性としては「一発」というのもありうるのでしょうけど、
その可能性というのは非常に低いのが実際でしょう。
ということで、ま、それなりに自分で納得できるようなものに投資しましょうねということです。