遅いことは猫でもやる

まずは昔メールした内容をひっぱってきて練習...
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田中本家

2007-05-01 14:14:10 | 雑感
同年会最後の寄留地は須坂「豪商の館 田中本家」









江戸中期から須坂藩の御用商人。
穀物、菜種油、タバコ、綿、酒造り、など、
その財力は、須坂藩を上回ったというほど。
殿がお忍びでこられる専用門があったとのこと。

使われたお雛様、人形の展示があった。

しだれ桜は満開、庭も手入れが良く、さすがにきちんとしたお屋敷であった。
中が広く、お休み処で抹茶を頂く。お茶菓子が上品でおいしかった。
「おおさかづき」といい、あっさりとした甘い皮でくるみを包んである。
おすすめ。

同年会も齢65を数え、殆どが薬持参。
酒の量は全盛期の1/5。だが元気だけは良い。

一年ぶりで、屈託のない、俺お前の世界を堪能した。


小布施-岩松院

2007-05-01 13:42:23 | 雑感
同年会旅行の続き。

翌日はまず小布施へ。

ここへは3,4回来ているが、町並み整備が年々進んでいる。
歩道が木のブロックになっているのが歩きやすい。



北斎館。北斎の国際学会があるのには驚いた。
第二回が1998年にここで行われたとのこと。

デッサンの確かさと、視点(デザイン)、色使いのすごさが、この人にはある。



町を散策。

お土産のお菓子、栗おこわ、おやきを買う。





次は北斎、八方睨みの鳳凰図(天井画)の岩松院へ。
桜がわずかに残る参道。
近くの畑に、はなももの赤い花と桃、杏のピンク、白がきれいに咲いていた。

福島正則の菩提寺であり、
「痩せ蛙負けるな一茶ここにあり」の蛙合戦の寺でもある。
丁度産卵の時期で、沢山のヒキガエルが庭の池に出てきていた。

お寺の人に聞くと、これでも少ないと言う。
昔は文字通り足の踏み場がないほど庭に出てきたという。

野沢温泉

2007-05-01 13:42:12 | 雑感
同年会旅行宿泊は、野沢温泉「さかや」



千曲川沿いの道中で雨が降ってきたが、沿道の菜の花は今が盛り。
鮮やかな黄色。





「さかや」は坂の途中にあるからではなく、
先代(先々代?)は造り酒屋だったとのこと。
おっとりした応対で、押し付けがましいサービスでなく、
居心地の良い旅館です。

岡本太郎がスキーに来る時の定宿でした。
彼はスキーでも、曲がる事を良しとしなかったそうです。


宿に着いて早速外湯へ。

「さかや」のすぐ横が大湯。
湯船は熱湯とぬる湯二つに分かれているが、どちらも熱い。
チリチリと痛さを感じるほど。
ぬる湯でも一分でも入っていると、真っ赤に皮膚が染まる。

早々に退散。








町の上にある熱泉麻釜(おがま)を見学に。
90℃の熱泉で、地元の人が野菜をゆでに来ていた。
近くの観光客用の場所で、卵を茹でてみたが2
0分以上かかって温泉玉子完成。


夜と朝は外湯の熱さに懲りて、旅館の内風呂を使う。

上田城

2007-05-01 13:42:00 | 雑感
同年会で一泊旅行。
上田ー野沢ー小布施ー須坂の旅。

最初が上田城。

大河ドラマ 山本勘助にあやかり、かなり意気込んでいた。


◎南櫓(一時城下に移築され遊郭に改造されて利用されたとのこと)。
この下は千曲川の波打ち際であった。


◎お堀跡。一時電車がここを走っていた。
ケヤキがライトアップされておりきっと夜はきれいだろうな。


◎しだれ桑。上田は戦前は養蚕の盛んなところ。
信州大学繊維学部もここにある。そこで使われた蚕のえさ。


◎真田石 名古屋城ならさしずめ清正石というところ。
真田昌幸の子信之(関が原の戦いで徳川方に付いた)が
松代に移封されたときに、持ち去ろうとしたが不動であったと言う伝説が残る。


城内はまだ、桜が半分くらい残っており、
日曜日の名残の花見をしている人が50人ほどいた

掘深く、石垣高く、千曲川を防御に利用している城。
慶長5年(1600年)徳川秀忠軍を足止めし、
関が原の戦いに参戦できなくした昌幸、幸村父子の篭城戦は有名。