集まった人が作業を見守る
伐り倒した落葉松の枝を払う
チェンソー3台で伐り出す
義弟と散歩に出たら遠くでチェンソーのけたたましい音がする。土曜休みの朝っぱらからうるさいことだ、と歩いてゆくと山の中に人だかりがしている。
法被を着た人着ていない人が何やら大きな木を切り出している。オンベを持って駆けつける人もいる。
諏訪大社の御柱行事があらかた終わって、これからは各市町村、の諏訪社の小宮の御柱が始まる。そう聞いていたのだがそれが足下で始まるとは思わなかった。
枝を払い形を整えると、御柱置き場への搬送だ、ちゃんと木遣りを謳う係もいて声を響かせる。
管理事務所職員宿舎下の広場が置き場であったが、そこで皮むきを行うらしい。こうしてあちこちの諏訪社で、田んぼの中や山の上の小さな祠まで御柱建てが行われる。
お祭り好きなのか、信仰心が厚いのか定かではないのだが、とにあれ今年一年は御柱行事が長野県のいたるところで繰り広げられる。